一般整備

オイル漏れはどの程度なら車検は通る?【プロが解説】

長く車を乗っていると、自分の車がオイル漏れになることもあります。

車検の整備と重なるとかなりの金額になる可能性もあるので、出来ればオイル漏れの修理をせずに車検通らないかな?って思う気持ちもわかります。

ではどの程度のオイル漏れならなら車検に通って、どの程度なら車検はNGなかな?って言う疑問も出てくると思います。

そこで今回はオイル漏れをしている車の車検について、現役の整備士510がご紹介しますね。

  • 最後の車検を考えているのであまりお金をかけたくない
  • 修理見積もり10万円だったけどそんなお金すぐ用意できない

って方はぜひご覧ください。

オイル漏れをしていても車検に通っちゃう場合の話や、オイル漏れの危険性なども解説しています。

どの程度のオイル漏れなら車検は通る?

基本的にオイル漏れをしている車は車検には通らない

さて、いきなり結論から言いますが、基本的にオイル漏れをしている車は、車検に通りません。

我々認証工場は車検時に24か月点検を実施しますが、その点検項目にはしっかりとオイル漏れのチェック項目があります。

写真は原動機(エンジン)ですが、このほかパワステやミッションオイル、ブレーキなどすべて項目があります。

項目があるということは、点検をしてダメなら整備をしなさいということです。

そして実際の車検では検査官が下廻りをチェックし、オイル漏れの有無を判断しています。

このオイル漏れですが、明確な基準があるわけではないので、「検査官の判断」ということになります

オイルが漏れていればNG、漏れてなければOKです。

しかしオイル漏れと言っても程度がありますよね。

ポタポタと垂れてくる場合もありますし、うっすらにじむ程度の物もあります。

ではどんな程度なら検査官はオイル漏れと判断するのでしょう?

オイル漏れとなる基準は?

個人的な主観ですが、エンジン・ミッションオイルの場合は以下のような感じです。

※横スクロールします

ポタポタ垂れているNG
オイルがしずくになっているNG
エンジン・ミッション回りがオイルまみれ検査員の判断
エンジン・ミッション回りにオイル汚れOK
オイルにじみOK

目視でポタポタとオイル漏れをしている場合やしずくになっている場合はNGです。

そしてオイルにじみやオイルが汚れている程度では、ほとんどNGになったことがありません。

しかしブレーキオイルの場合は、オイルがにじみ出ていただけでもNGになります。

ブレーキオイルはにじみ出てきているだけで、ブレーキが効かなくなる可能性があり危険ですからね。

オイルが漏れていても車検に通る場合

しかし経験上、以下のような場合、オイルが漏れていても車検が通ってしまう場合もあります。

  • アンダーカバーで見えない場合
  • オイル汚れやしずくを検査直前で綺麗にする場合

アンダーカバーとはエンジンの下についている保護カバーです。

車検の検査時にこのアンダーカバーが付いていると、エンジンの下部から様子が見えません。なのでそのまま合格になるパターンになることもあります。

また検査ラインに入る直前にオイル汚れをサッとふき取った場合、検査ラインではオイル漏れが確認できないので合格になってしまうということもあり得ます。

要は検査中にオイル漏れが確認できなければ、車検は通ってしまうということです。

※あくまでも検査ラインの現状をお伝えしているだけで、このやり方を推奨しているのではありません。

オイル漏れが車検NGな理由

しかしなぜオイル漏れをしている車は車検が通らないのでしょう?

答えば簡単です。

オイル漏れをしている車をそのまま走行させると、最悪車両火災などの可能性もあり、大変危険だからです。

「オイル漏れのまま車をそのまま走行させるとどうなるかは、以下の記事で書いていますので参考にしてみてください。

車検はごまかして車検を通すのではなく、漏れているのであれば修理、にじみであれば対策をするようにしましょう。

車検に通るオイル漏れの程度のまとめ

オイル漏れは車検に通るか通らないかのまとめ。

以下のような場合は車検に通りません。

  • オイルがポタポタと漏れている場合
  • オイルがしずくになっている場合
  • オイル漏れによるオイル汚れがひどい場合

逆に車検に通る目安や通ってしまう場合

  • アンダーカバーなどでオイル漏れが目視できない
  • オイルにじみ
  • にじみによるオイル汚れ

ですが、車検の合否はすべては検査官の判断となりますので。状況によって違ってくるでしょうね。参考程度にしてくださいね。

ではオイルがにじんでいる程度ではどのような対策があるのでしょう?

オイルにじみだった場合の対策

オイル漏れではなくにじみ程度だった場合、車検には通りそうですがそのまま修理しなくてもいいのでしょうか?

車屋の立場から言いますと、漏れている場所にもよるのですが、オイルにじみも早めの修理をオススメします。

オイル漏れは自然には直りませんので、「にじみ」が進行するといずれオイル漏れになります。

簡単なパッキンやオイルシールであれば交換をして、高額修理になりそうな場所であればエンジオイルに添加する漏れ止め剤を利用するのも効果的です。

オイルにじみを安い費用で直せるかもしれません。

オイル漏れに効く添加剤はこちらの記事で詳しく紹介していますのでご覧ください。

ではオイル漏れの修理はいったいどのくらいの費用が掛かるのでしょう?

オイル漏れの修理は

ではあなたの車がオイルにじみではなく、オイル漏れだった場合、

  • どんな修理するの?
  • 費用はどのくらいかかるの?

など気になりますよね。

得に車検整備時であればかなりの費用掛かる可能性もありますからね。

基本的には部品交換や再シーリング

オイル漏れの修理は基本的に、漏れている部分の部品交換、または再シーリングとなります。

オイルシールやガスケットなどの交換ですが修理の詳しい様子はブログ記事になっていますので過去の事例を参考にしてみてください。

 修理費用は?

そして気になる費用ですが、漏れている場所や車種によって違ってきます。

参考になる目安を用意しました。

エンジンオイル漏れ修理費用
フロントカバー3万円〜
ヘッドカバーパッキン1万円前後
リヤクランクオイルシール4万円〜
オイルパン3万円前後

車種によって修理費用は大幅に違ってきます

オイル漏れの修理費用に関しては「【高額確定?】オイル漏れ修理の費用はいくら?修理の期間は?」で詳しく書いていますので参考にしてください。

そして車検整備の費用をできるだけ抑えたいという方は、「楽天Car車検」を利用してみましょう。

最寄りの整備工場やガソリンスタンドなどの車検整備費用を比較できますので最安値で車検を受けれます。

インターネット予約などでさらに割引されるところもあるのでチェックしてみてください。

楽天Car車検はこちら

修理費用が高い場合は乗り換えも検討しよう

しかしオイル漏れの修理見積で10万円以上出ることも、よくあります。

高額修理の見積もりが出た場合は、車検を継続するのではなく乗り換えの検討も視野に入れるのがいいかもしれませんね。

乗り換えのタイミングを誤ると、修理地獄になってしまうからです。

特にオイル漏れの場合、「今現在漏れている個所を直しても、また別のところから漏れだす」なんてことは本当によくあることです。

1つオイルシールが痛んでいると、他のところもそれなりに劣化しているということですからね。

以下の記事を参考にしてオイル漏れ修理でドツボにはまらないようにしてくださいね。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です