アウディのタイヤ空気圧監視システム「TPMS」の異常が出ましたので修理しました。その詳細と修理費用を今回はレポートします。
ソコソコな修理金額となりましたので、アウディオーナーは一読して置いてくださいね。
TPMSとは?
まずTPMSって何?って方もいると思いますので簡単に説明をしますね。
TPMSは「Tire Pressure Monitoring System」の略で、タイヤ空気圧が減少などをするとドライバーにその異常を伝えるシステムです。
タイヤ空気圧の監視はセンサーによって行われていますが、アウディのシステムはエアバルブ部にセンサーがありホイール内に設置されています。
画像引用:https://aucfree.com/
症状は?
さて、今回はそのTPMSが壊れた話なのですが、具体的な症状は以下のようなものでした。
走行中突然スタビリティコントロール故障!と表示
さらにTPMS点灯しタイヤ空気圧システム故障と表示
その他メーター内がにぎやかに点灯と明らかに故障とわかります。
タイヤ空気圧システム故障なのでリセットをかけようと思ったのですが、システムが異常と車両側が判断しているときは、ブラックアウトになりリセットできないみたいです。
診断結果
診断機につないでみると
「リア左車速センサー信号異常」が出ていました。
車速センサーとはTPMSのセンサーのことで、このセンサーが故障しているようですね。
このセンサーを交換すればいいのですが、弊社はアウディのサービスマニュアルが無くやむなくディーラーへ持ち込んでの修理となりました。
センサーの交換後に製造品番頭の登録を診断機でしなくてはならないのですが、整備マニュアルが無いと外車は何もできないですね。
修理費用は?
最寄りのアウディディーラーへ修理依頼しましたが、気になる修理費用は以下のようになりました。
部品(ホイールセンサー) | 20088円 |
工賃 | 6480円 |
合計 | 26568円 |
※税込み
これはセンサー1つを交換した場合の金額です。
なので、可能性としては後3回同じような故障になることが考えられますね。修理金額を計算すると少し恐ろしいです。。。
ネットでは4本セットで販売されているようですね。値段は純正の約1/2くらいです。登録作業ができる整備工場であれば、4本セットで交換する方がコスト的にもいいかもしれません。
今回は4年落ちの2.5万キロでの不具合発生でしたので、やや早いかなとは感じました。同じような症状が出た方の参考になればと思います。
その他整備士ノートではタイヤに関する記事を書いていますので、よかったら一緒にお読みください。オススメはタイヤを安く交換する方法を以下の記事で書いています。
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