タイヤ交換の時期なんだけど、タイヤをネット購入するのって実際どうなんだろう?って気になっていませんか?
ネット通販でタイヤ買うのって不安ですよね?
- タイヤの取り付け(組み換え)ってどうするの?
- 買ったタイヤの持ち運びってどうするの?
- 本当に安いの?
などなど疑問も出てきます。
そこでこの記事では
- ネット通販でタイヤを買うメリットやデメリット
- ネット通販の具体的な使い方
- ネット通販の選び方
- タイヤのサイズやグレードの選び方
- タイヤ交換の時期
などを書いていますので、タイヤのネット通販は興味あるけど使い方がいまいちわからないとか、どこで購入するのがオススメなの?なんて思っている方に見てもらいたい内容となっています。
タイヤのネット通販のメリット

まずは他親をネットで購入するメリットから知ってほしいのでご説明しますね。
タイヤをネット通販で購入するメリットは主に3つ!
タイヤの種類が豊富で価格を比較できる
価格が安い!
タイヤの種類が豊富で価格を比較できる
まずインターネットでタイヤを購入するメリットとしては、タイヤの種類が豊富ということを挙げたい。
例えばステップワゴン(205/60R16)のタイヤをネット通販大手タイヤフッドで検索してみると、実にタイヤメーカー8社、30種類のタイヤがあり、価格も1本あたり7000円〜20000円と様々で予算に合わせたタイヤを選択できる。

ネット通販ではカー用品店などの店舗型より在庫量は圧倒的に優れている。
具体的にあなたにどんなメリットがあるのかというと、例えばRV用のタイヤが欲しい場合でグレードを絞ったときでも、各メーカーで価格を比較でき1番安いタイヤを選べますよね。

「ブリジストンのPlayz PX-RVは16300円/本で、ダンロップのエナセーブRV505は13500円/本か!じゃー安いダンロップのエナセーブRV505にしよう!」
と瞬時に決断できるわけです。
店舗型では在庫が少ないところもあるので、価格を比較出来ない可能性主ありますよね。
価格が安い!
そして何といってもネット通販ではタイヤの価格が安いのが特徴です。
価格を見るときの注意点ですが
- タイヤ価格が高く工賃が安いお店があったり
- タイヤの価格が安く工賃が高いお店があったり
します
なので、それぞれの価格に惑わされること無く、タイヤ交換にかかる総額で比べるようにしてくださいね。
下の表は同じタイヤ(ブリヂストンのネクストリー「155/65R14 75S」)を見積もりした独自調査の結果です。(タイヤ交換にかかる総額)
タイヤ交換の目安 | |
カー用品店 | 30800円 |
カーディーラー・整備工場 | 38500円 |
ガソリンスタンド | 25300円 |
コストコ | 35200円 |
ネット通販 | 23540円 |
※カー用品店などは無作為にお店を選び、見積もりを取った概算
※タイヤ・工賃・送料を含めた価格
ではこのネット通販の内訳ですが、下の表を参照してください。今回はネット通販大手のタイヤフッドで試算してみました。
タイヤフッド BSネクストリー(155/65R14 75S) | |
タイヤ | 10340円 (2585円/1本) |
送料 | 4400円 (1100円/1本) |
組み替え | 8800円 (2200円/1本) |
合計 | 23540円 |
※R2.2月時点の価格
ではタイヤ1本あたりの価格は、店舗型は他のお店と比べてどのくらいの価格差があるのかを見てみよう。
BSネクストリー(155/65R14 75S) | |
タイヤフッド | 2585円/1本 |
オートバックス | 5995円/1本 |
整備工場 | 6050円/1本 |
ご覧のように、ネット通販では送料が1本あたり1100円程度かかったり、組み換えの工賃が多少高めだったりしますが、タイヤの価格が圧倒的に安いのでタイヤ交換にかかる総額が1番安くなりました。
まず1度あなたの車のタイヤサイズを打ち込み、価格を検索して比較してみてください。
↓
タイヤネット通販のデメリットと注意点

ネット通販でタイヤを購入するのは安いと分かった!でも安いには理由があるんでしょ?って思われる方もいると思うので、ネットでタイヤを購入するデメリットをお話しします。
タイヤネット通販のデメリットは以下の3つ
- タイヤは自分で選ぶ必要がある
- 時間がかかる
- 送料がかかる場合がある
タイヤは自分で選ぶ必要がある
当然ですがタイヤを購入する際には、自分でタイヤの銘グレードサイズを選ぶ必要がある。
- タイヤのグレード
- タイヤサイズ
サイズやグレードを自分で選ぶリスクとしては、次のことが考えられますよね。
- 性能の低いタイヤを選んでしまう
- サイズ違いでタイヤを組付けられない
- 返品しなければならない(手間や費用が掛かる)
価格重視でタイヤを選んだ場合、海外製で性能の低いタイヤを選んでしまう可能性があります。
性能が低いタイヤはバランスが狂っていたり、グリップ力が著しく低いなんてことがあり走行に問題が生じる可能性があるってことです。
またタイヤのサイズ間違いで購入した場合は、タイヤ組み換えが出来ない上に返品がきかなかったり、返品に送料などの余分なお金がかかったり、返品に手間がかかったりすることが考えられますよね。
ネット通販で購入するならタイヤのサイズの見方や、どのグレードを購入すればいいのかは、最低限知っておきたい知識です。
ちなみにタイヤサイズとタイヤの選び方は後述していますので、後程ご確認ください。
時間がかかる

そしてタイヤネット通販の最大のデメリットは、タイヤを実際に交換するまでに時間がかかるということです。
先程から紹介をしてるタイヤフッドでは、タイヤ購入時にタイヤ取付店を選択し、取り付けの日時を決めるのですが、予約できる日時は最短で1週間後となり時間がかかります。
タイヤフッド以外では、購入後にタイヤ取付店とメールや電話で日時の打ち合わせをするところが多い。やり取りが煩わしいこともあるが、かかる時間は同様に1週間程度はみておいたほうがいい。
タイヤがパンクして早急にタイヤ交換が必要!って方にはネット通販はオススメ出来ないサービスです。
送料がかかる場合がある
またタイヤネット通販では、1本辺り1100円程度の送料が発生するところもある。
タイヤ交換にかかる費用は「タイヤ代+タイヤ組み換え工賃」ですが、これに送料がプラスされるわけだ。
送料無料のところの通販サイトもありますが、その場合タイヤの価格や工賃が高めの設定なっている。
店舗型でもネット通販でも重要視してほしいのは、タイヤ交換にかかる総額です。
オススメの通販サイトの紹介と特徴

それではここからはタイヤネット通販はどんなところがあるのかを、それぞれの特徴と共に紹介していきます。
TIREHOOD(タイヤフッド)

国産メインの取り扱いで格安でタイヤが購入できるサイト「TIREHOOD(タイヤフッド)」です。サイトが使いやすく価格も安いので私が1番オススメな通販サイト。

- 商品と取付料の支払いが1度で出来る
- サイトが簡単で使いやすい
- タイヤが安い
取り付けまでの流れ
- タイヤフッドでタイヤを選択
- 最寄りの取付店を選択
- 取り付けの日時を予約
- 購入・支払い
- 後日予約した日時に取付店で取り付け
タイヤフッドでは、HPで購入から取付店の予約まで完結しますのでとても使いやすい。初めての人でもポチポチと進めていくだけで購入から取付店の選択・予約までできます。

購入したタイヤは最寄りの取付け店へ直送してくれますので、タイヤ買ったはいいけどどこで組換えしてもらおうとか、タイヤ4本どうやってタイヤ屋に持ち込もうとか心配しなくていです。
タイヤ購入から取付までは約1週間前後と多少の時間がかかりますが、国産タイヤ希望で時間に余裕がある方は、かなり安くなりますからオススメ。
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タイヤフッドの使い方は、詳しく解説した記事がありますのでそちらを参考にしてください。
AUTOWAY(オートウェイ)

次はタイヤ通販の専門店「オートウェイ」素早い対応と丁寧なメールで安心して利用できる会社だ。
輸入タイヤをメインとしていますのでかなり格安なタイヤがある。国産タイヤの在庫量がやや少ないのが気になるところ。
サイトの使い方や流れは次通り
- オートウェイでタイヤを選択
- 最寄りの取付店を選択
- 取り付けの日時を予約
- 購入・支払い
- 後日予約した日時に取付店で取り付け
サイト内の「タイヤピットでタイヤ交換」というバナーをクリックしてもらえば最寄のタイヤ取付店を探せます。(スマホの場合はトップページ上部の大きなバナーをスライドすればタイヤピットのバナーが出てきます)

- 格安輸入タイヤが豊富
- 最寄りのタイヤ取付け店が検索できる
ネット通販は想像を絶する価格で売られていますのでチェックしてみてくださいね。
オートウェイのの詳しい使い方はこちらの記事に書いています
楽天市場
楽天市場でもタイヤの取り付けサービスは実施しています。「楽天タイヤ取付サービス」を利用すれば最寄りの取り付け店までタイヤの直送をしてもらえます。
- 楽天でタイヤを購入
- 楽天で取付けサービスチケットを購入
- 最寄りのタイヤ取付店を指定される
- タイヤ取付店で取付けしてもらう
このような流れですが、2つのデメリットがあります。
- 購入方法が解りずらい
- 最寄りの取付店は自動選択され、ユーザーが選べない
- タイヤ組付け価格が高め
実際楽天でやってみたのですが、ちょっと使いにくいというのが個人の感想。
そして取付店は自動で選択されますので、ユーザーがお店を指定出来ないのが気になりますね。
ただ楽天ポイントを集めている方や、楽天ポイントを利用したい人は楽天での利用がベスト。
Amazon

ネット通販の代名詞といっても言いアマゾンです。
例えばこんなタイヤ
↓
ブリヂストン(BRIDGESTONE) 低燃費タイヤ NEXTRY 155/65R14 75S
このアマゾンでもタイヤを普通に購入できます。
しかしタイヤの組み換えの手配やその工場に直送する手配が少々面倒です。
- 先にタイヤ交換のサービスチケットを購入
- メールなどで取り付け店舗と日時を決定
- アマゾンでタイヤを購入
- 予約した日時に取付店へ行く
アマゾンではタイヤ購入は簡単にできるが、同時にタイヤの取付を希望する場合、手配が複雑で面倒なイメージです。
希望のタイヤの価格がダントツに安い場合や、アマゾンのポイントを利用したい、貯めたいって人以外は別の通販サイトのほうが使いやすいかもしれない。
- ランフラットタイヤは不可の場合あり
- バルブ代は別途請求あり
- タイヤ組替えセット等はインチで値段が違うので、購入時に間違えないように注意が必要
オートバックス

オートバックスでもネット通販が出来ます。実は店舗でのタイヤ交換はオートバックスが1番利用されているみたいです。
オートバックスネット通販でタイヤを買うメリット
- 全国に店舗があるのですぐに行ける
- カー用品店大手で安心感がある
- オートバックスブランドがあり安いタイヤがある
- 取付費用が安い
- ランフラットタイヤは取付費用4320円均一対象外
- 廃タイヤ処理及びゴムバルブ交換料金は別途料金
しかし価格は他社ネット通販などより、少し高い傾向にあります。この記事で比較しています。
フジ・コーポレーション

よく新聞などの広告で見かける「フジ・コーポレーション」
こちらはアルミホイールとのセット商品の種類が豊富です。
- スタッドレスタイヤを新たに購入したい
- ホイールキャップの鉄ホイールに飽きた
などの方にはオススメのサイト。
タイヤのみの購入で組付けは「フジ・コーポレーションの店舗」もしくは「ガソリンスタンドの宇佐美」での取り付けになります。
近くに店舗や宇佐美がない場合、ネットショップは使い勝手が悪いかもしれません。
通販サイトまとめ
タイヤ通販サイトを選ぶポイントとしては「使いやすさ」と「価格」で選べばいいと思います。
あらゆる通販サイトを総合すると「タイヤフッド」が使いやすく、価格も安いので個人的にはオススメです。
タイヤ通販サイトの活用で数万円お得になることもよくありますから、いろいろなところで見積もりをしてみてくださいね。
タイヤの選び方

補足としてここからはタイヤの選び方をご紹介します。オススメのタイヤ通販サイトはわかったけど実際にどのようなタイヤを購入していいか解らない方のためにご紹介ます。
タイヤグレードの選び方
タイヤのグレードは価格が高い順に
- プレミアムグレード
- ハイグレード
- ミドルグレード
- スタンダード(ベース)グレード
となっており、価格が高いの高いものは安定性・静粛性・低燃費性・ウエット性能・乗り心地などが高くなっている傾向にある。
ダンロップとブリジストンで各グレード名を挙げてみる。
ブリジストン | ダンロップ | |
プレミアグレード | REGNO | VEURO |
ハイグレード | Playz PX | ー |
ミドルグレード | ECOPIA | LE MANS V |
スタンダードグレード | NEXTRY | ENASAVE EC204 |
ただ同じタイヤサイズでもグレードによっては価格差が3倍になるようなものもあります。価格と性能を天秤にかけながらタイヤを選んでくださいね。
特にこだわりがない場合、タイヤのグレードは「国産タイヤでスタンダード(ベース)グレード以上のもの」を選んでおけば問題ないでしょう。
メーカー | スタンダード(ベース)グレード |
ブリジストン | NEXTRY |
ダンロップ | エナセーブ EC204 |
ヨコハマ | エコス ES31 |
トーヨー | SD7 |
なぜ国産タイヤでスタンダード(ベース)グレード以上のものを勧めるのかといいますと、エコノミーグレードや格安の海外製のもだと、タイヤの減りが早い・バランスが悪いなど品質に問題がある場合があるからです。
あとは下記のような希望があれば、それにあったグレードをチョイスしよう。
- 低燃費タイヤがいい→エコタイヤなど
- 乗り心地がいいのがいい→静粛性・乗り心地が高いタイヤ
- なるべく安くがいい→ベースグレード
- 雨に強いタイヤがいい→ウエット性能が高いもの
- 片減りする→タイヤショルダーの強いRV用
タイヤサイズの選び方

タイヤをネットで購入する際タイヤサイズの選び方はとても重要です。ここを間違えるとタイヤが取り付けできないからです。
しかしタイヤサイズの見方は簡単ですので安心してください。タイヤの表面に数字が書いてあるのでそれを見るだけです。
このタイヤは「215/60R17」というサイズです。「幅/扁平率/ホイールサイズ」という意味ですがここではその意味は割愛します。「215/60R17」という数字さえわかればネット通販でタイヤを購入するには十分な情報です。
タイヤの交換時期

最後にタイヤの交換時期をちょっと話してみる。
あなたのタイヤは本当に交換時期ですか?
実はどこぞの店員に「タイヤ交換時期ですよ!」という営業トークを鵜呑みにしているという可能性も否定できないからです。
自分で簡単にタイヤ交換時期をチェックできるポイントは2つ
- タイヤの溝の残量
- タイヤのひび割れ
タイヤの交換時期の目安といったら「スリップマーク」だろう。タイヤの溝にあるマークが出てきたら(溝と同じ高さになったら)交換のサインです。(スリップマークは1.6ミリ)
実際にはマークが出てくる前に交換をオススメします。タイヤはセンターが減る場合もありますがショルダー(内側や外側)が減る場合もありますので、タイヤ全体を見て判断してください。

次はタイヤのサイドの亀裂やひび割れです。亀裂やひび割れの原因は主に材質の劣化です。

タイヤのひび割れや亀裂がある場合は交換時期と判断していいだろう。
上の写真のような亀裂やひび割れがある場合は危険です。走行中にバースト(破裂)する可能性もあるので要交換となります。
目安は目視でチェックとタイヤの製造年月日も参考にできます。

赤丸のところの「08」は2008年を意味します。(H29年の記事)9年前のタイヤとなりこれを聞くと交換しなきゃ!ってなるはずです。
ちなみに08の横の「26」は26週を意味します。2008年の26週ということは6月辺りの製造ということですねね。
個人的経験ではタイヤの寿命は4~5年、4万キロ~5万キロ辺りと思っています。保管場所や乗り方、使用状況によって違いが出てきますが、4〜5年位でヒビや亀裂が出てくるためです。
タイヤの山がまだあるからとタイヤ交換しない方が居ますが、タイヤは山とひび割れなどの劣化の両方で判断してくださいね。
タイヤ交換の時期についてはこちらで詳しく解説していますのでご覧くださいませ。
まとめ
タイヤを通販で購入するしたい方に向けてメリットやデメリット、オススメの通販サイトを紹介してきました。使い方に関しては一部リンク先でご紹介していますのでそちらをご覧ください。