私は車屋ですが、タイヤの仕入れはネット通販を使う場合もあるんですね。
ネットでの注文はいろいろなサイトを利用していたんですが、TIRE HOOD(タイヤフッド)利用してみたら使い勝手がすごくいいのと、価格も安かったのでみなさんにご紹介します。
でもネット通販でタイヤを買うとなると
- どのタイヤを選んでい良いかわからない
- 使い方に不安がある
- タイヤは安いけど組付け工賃が高いんじゃないの?
- 組付けってどこでどうするの?
なんて不安や疑問があると思いますので、この記事で詳しく解説をしますね。
公式サイトを見てみると非常に使いやすそうなインターフェイスです。かなりお値打ちなタイヤもあるので1度チェックしてみてください。
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タイヤフッドは安い?他店と価格を比較
まずネット通販の魅力と言えばやはり安さです。
皆さんが1番気になる価格ですが、タイヤフッドの安さをまずは検証してみます。
今回はN-BOXの「155/65-14」というサイズでしたが、各店舗で価格を比較してみました。※2020年調べ(タイヤ価格高騰により現在は全体的に値上がりしています)
ネクストリー(155/65-14) | 総額 |
オートバックス | ¥28800 |
タイヤフッド | ¥23012 |
コストコ | ¥31840 |
整備工場 | ¥35020 |
弊社と比べるとTIREHOOD(タイヤフッド)は1万円以上は安くなっている計算です。
ではどうしてネット通販ではタイヤが安い傾向にあるのでしょう?
それはタイヤの大量仕入れにあります。
大型にネット通販店ではディーラーや整備工場と違い、売れ筋のタイヤサイズをメーカーから大量に仕入れるため、仕入れ値が格段に安いことが挙げられます。
ここにネット通販の安さの秘密があるわけです。
とはいえネットでのタイヤの価格は常に変動しているので注意が必要です。
まずは自分の車のタイヤサイズの価格をチェックしてみよう。
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タイヤフッドのメリットとデメリット
でも価格が安いと品質とか大丈夫?とか不安になりますよね。
またタイヤフッドを利用するデメリットないの?って気になるところです。
そこで巷の口コミも交えてメリットやデメリットを解説しますね。
悪い口コミからわかるデメリット
まずネットで悪い口コミをチェックすると以下の3つが出てきました。
- タイヤの種類が多くてどの銘柄を選んでいいのかわからない
- タイヤサイズの検索で車のグレードが分らず使えない
- タイヤの取付店の予約が1週間後じゃないと出来ない
ネット通販全般で言えることですが、タイヤのサイズやグレードは自分で選ぶ必要があるのがデメリットです。
タイヤのサイズを間違えてしまうと組付け出来ませんので、返品となり無駄な手間や送料がかかってしまいます。
しかし後述しますが、タイヤサイズの見方はタイヤサイドの数字をみるだけですので簡単です。
またタイヤのグレード選びもこだわりがなければ、スタンダードグレードを選べばOKなので「価格で決める」でいいと思います。
タイヤグレードの選び方は、別記事で説明していますのでよかったらご覧ください。
そしてもう1つのデメリットとして「1週間後でないと予約できない」とあります。
これは残念ながらその通りです。
今すぐタイヤ交換したい!って方には向いていないサービスですね。
しかし個人的には待ってでも安くタイヤ交換したい派です、
良い口コミからわかるメリット
もちろんいい口コミもありましたよ。
- 取付店が近くにあったので便利だった
- 使い方が簡単だった
- ディーラーに提示された金額と比べると、とにかく安かった!
タイヤフッドは全国に4000店舗と取付店の契約をしていますので、近くでタイヤ交換できるのが便利です。グーグルマップで表示されますので見やすいですしサイト自体も使いやすい。
さらにはオートバックスと提携しているので、取り付け店を最寄りのオートバックスに指定することも可能です。
ただしタイヤの組付け工賃はオートバックスでは1本あたり3300円に対し、タイヤフッド提携店では2640円のところが多い。
オートバックスでの交換は余程の事情がない限り選択する必要はないだろう。
オートバックスやコストコのタイヤと価格を比較していますが、どちらもタイヤフッドのほうが安かったです。
でも使い方が面倒だったりしないの?なんて方のためにわかりやすく解説してみます。
タイヤフッドの使い方
タイヤフッドを利用する流れはこんな感じです
- タイヤサイズ・銘柄の選択
- 取付店を選択
- 支払い
- 取付店に行く
タイヤフッドでは、取り付け店へタイヤが直送されますので、受け取りや持ち込みなどの手間が一切かからず便利です。
HPも見やすくて使いやすく、見積もりするのもポチポチするだけなので簡単。
タイヤサイズ・銘柄選択
まず購入したいタイヤサイズの把握と、タイヤの銘柄をきめなくてはいけませよね。
ここでは例としてホンダのN-BOXのタイヤ(155/65-14)交換をネット購入してみます。
タイヤサイズの調べ方ですが実際に車に装着されているタイヤを見て判断してください。
その理由は車のグレードによってタイヤサイズが違う、または社外品のホイールを履いている場合もタイヤサイズが違う場合があるからです。
ネット通販でタイヤサイズ違いのご発注は致命的なので避けたいところ。
タイヤの現物を見てサイズを確認する方法は次の通り
上記の場合は「205/65-R15」というサイズになります。
サイズがわかったらHPで「タイヤサイズから探す」を選択しサイズを入力。ここでは「155/65-R14」にしますね。
そして「かんたんタイヤ検索」をクリック(画像はPC画面です)
タイヤ銘柄選択
するとたくさんのタイヤが出てきます。
TIREHOOD(タイヤフッド)では国産タイヤがメインとなっていますので、品質は比較的いいものが揃っています。
たくさんあるタイヤの中から選択したいですよね。
タイヤ選びでは迷われると思いますが、スタンダードグレード以上の国産タイヤで価格を見て予算内に収まるものをチョイスするのがいいでしょう。表を参考にしてください。
メーカー | スタンダードグレード |
---|---|
ブリジストン | NEWNO |
ダンロップ | エナセーブ EC204 |
ヨコハマ | エコス ES32 |
トーヨー | SD7 |
また片減りが気になる方や、ミニバンをお乗りの方はRV用のタイヤがオススメ。
メーカー | ミドルグレード |
---|---|
ブリジストン | エコピアNH200C |
ダンロップ | エナセーブ RV505 |
ヨコハマ | ブルーアース RV02 |
トーヨー | トランパスML |
個人的にはダンロップのRV505をホビオに履いていますが、片べりもないので軽ハイトには超絶オススメです。
個人的な主観ですが海外製のもので一部タイヤのゴムが固くグリップが弱いと感じることもあるので、タイヤ選びに迷ったら国産のメーカーを選ぶのをオススメします。
今回は選んだブリジストンの「NEWNO」にしてみます。NEWNOはスタンダートグレードで安価です。
オーソドックスなタイヤですので迷われたらこのNEWNOでいいかと思います。私のお店でもこればかり使っていますよ。
次はタイヤ4本を購入するとプレミアム保証を申し込めますのでそれに入るのかを決めます。この辺はご自身の判断でいいかと。
プレミアム保証とは
TIREHOODのではすべてのタイヤに6か月間の無償保証(ベーシック保証)がついていますが、プレミアム保証にお申込みいただくと、
- 24ヶ月間保証
- 1本パンクしても4本すべてを新品交換保証
と、さらに手厚い保証を受けることができます。
なかなか手厚いサービスです。
タイヤの数量を確認し「取付店を確認」をクリック。(今回はプレミアム保証は入りません)
ここまで進めればタイヤ購入の総額が出ます。
取付店を選択
取付店は最寄りのお店がいいですよね。入力した郵便番号から最寄りの取付店が表示されますので選択してください。
TIRE HOOD(タイヤフッド)のタイヤ取付工賃はどこの取付店で作業してもらっても工賃は一律なので、行きやすいところを選びましょう。
ただし提携店のオートバックスでは取付け工賃が3300円~と少し割高なので注意が必要。
タイヤ取付工賃
TIRE HOOD(タイヤフッド)提携店の取付工賃を載せておきます。
インチ」 | 料金/本(税込) | 4本交換の場合 |
---|---|---|
16インチ以下 | 2640円 | 10560円 |
17~18インチ | 3190円 | 12760円 |
19インチ | 4290円 | 17160円 |
20インチ | 4840円 | 19360円 |
20インチ以上 | 5500円 | 22000円 |
取付工賃には、タイヤの脱着・タイヤの組付け・エアバルブ交換・廃タイヤ処分料が含まれます。
取付店の空き状況はカレンダーで確認できますので、都合のいい日で予約をしましょう。
希望する日にちと時間を指定して「この日程を選ぶ」をクリック
価格を確認して「購入手続きへ進む」をクリック
タイヤの送料
タイヤはタイヤフッドから取り付け店へ直送されますので、ユーザーがタイヤを受け取ったり、運んだりと言う手間が一切いりません。
ですが送料が1本辺り¥1100かかります。送料かかるんだったら店舗のほうが安くない?と思われますが、タイヤの価格が圧倒的に安いので総額からみても安い事が多いです。
価格は総支払で比較しましょう。
支払い
支払い方法は多様です
- クレジットカード
- 銀行振込(前払い)
- PeyPey残高払い
- ショッピングローン
- 後払い決済
- 代金引換
- コンビニ決済(前払い)
お好きな支払方法をお選びください。私はいつもポイントが貯まるのでクレジットカードにしています。
取付店に行く
あとは指定の日時にタイヤ取付店に出向き、タイヤ交換をすればOKとなります。
タイヤ通販のまとめ
使ってみると簡単です。ポチポチとやっていけば格安でタイヤ交換ができちゃいます。
TIREHOOD(タイヤフッド)はメインの取り扱いが安心できる国産タイヤですし、安く購入するのならオススメです。
さらにパンクのあんしん保証なるモノもついていますので、なにかとお得。プレミアム保証は手厚い保証ですが、無料でベーシック保証もついています。
ディーラーや我々のような整備工場では、ここまでの金額と保証は付けれないのが正直なところです。
タイヤフッドではタイヤを交換するまでに1週間位かかるのがデメリットですが、時間い余裕がある人にはオススメのサービスですね。
浮いたお金で豪華なディナーに行けたり、ちょっとしたお小遣いになりますもんね。
簡単にタイヤ注文とタイヤ交換予約が出来るので、活用して損はないですよ。
まずは価格チェックしてみましょう。
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まとめ
私が使って良かったと思ったのは、簡単で料金が明確で、商品代金の支払いと取付料金を同時に支払いすることができる点。
取付店でさらに支払いがあると面倒だったりするんですね。
あとは商品のラインナップも国産のものがメインなので、信頼性あることや取付店に配送してくれるのもイイ点。
正直言ってタイヤのネット通販って商品は安いけどタイヤの組付けがネックだったんですよね。
自宅に大きなタイヤだけドーンっては運ばれてきても、タイヤ屋にタイヤを運ぶだけで大変なんです。
こういったデメリットをしっかり対応してきた最近のタイヤネット通販はかなり優秀。我々車屋も価格を合わせたりと対策をしなきゃですね。
ネットではこの値段で・・・て言われちゃいますからね。
本当に価格は安くてびっくりなので、時間に余裕がある方でそろそろタイヤ交換をって考えている方はぜひネット通販で節約してみてください。