万が一の事故やあおり運転対策のために、ドライブレコーダーを購入しておこうという方も多いはず。
しかしドライブレコーダーは種類が多くて、どれを選んでいいかわかりませんよね。そしてドライブレコーダー購入時には失敗したくないと思うのは当然です。
中には買ってはいけないドライブレコーダーが存在するのも事実。
そこでこの記事では、過去に100台以上ドライブレコーダーを販売・取り付けした現役の車屋の私(510)が、買ってはいけないドライブレコーダーの紹介と、おすすめのドライブレコーダー、そして購入のポイントなどを紹介しますね。
買ってはいけないドライブレコーダーとは?
ドライブレコーダーを付ける意味を考えると、買ってはいけないドライブレコーダーがわかってきます。
ドライブレコーダーに求めるものは、主に以下の2つあると思います。
- 事故証拠を残す
- 煽り運転などの抑制
ユーザーのニーズによっては「駐車監視」もあるかもしれませんね。
上記のことを踏まえると、買ってはいけないドライブレコーダーは、以下のようなものです。
- 映像がしっかり映らない
- 撮影範囲が狭いもの
- 安すぎて品質に不安があるもの
映像がしっかり映らない
事故映像を鮮明に残すことができない画質の悪いドライブレコーダーは事故証拠として使えず、付けてる意味がないので買ってはいけません。
映像が鮮明に映らない原因は様々ですが、以下の機能や性能をチェックしよう。
- 画素数が足りない
- 夜間撮影性能が低い
- LED信号に対応していない
画素数が足りないなどカメラ性能が低いと、ナンバープレートやボディカーラーなど判別がつかないことがあります。またドライブレコーダーの品質が低い場合は録画すらされない事例もある。
夜間の撮影の性能が低いと写真のようにわかりにくいですよね。
LED信号に対応しているドライブレコーダーじゃないと、「信号の色を判別できない」などの問題も出てきます。
どんな状況でも、信号やナンバープレート、ボディカーラーなどはしっかり写って判別ついて欲しいですよね。
購入する時は以下の機能や性能をチェックしよう。
- 200万画素以上
- LED信号対応
- 夜間撮影対応(HDR/WDR機能)
使わない機能がたくさんの高機能モデル
最新のドライブレコーダーには便利な機能がたくさんありますが、必要のなければ高機能モデルは買わないようにしましょう。
ハイグレードなモデルではあっても使わないような機能もあるので、必要なければスタンダードモデルで十分です。
以下の機能は本当に必要なものでしょうか?
機能名 | 機能 |
---|---|
駐車監視タイムラプス録画 | 駐車時のタイムラプス撮影 |
GPS警報機能 | 逆走などの警報 |
車速アラーム | スピード出しすぎのアラーム |
ドライブサポート機能 | 急加速や急減速時の警報 |
購入時には無駄な機能はついていないか?などチェックしましょう。
撮影範囲が狭いもの
撮影範囲が狭いものも買ってはいけません。
具体的には1カメラのものです。1カメラでは追突事故や後ろからの煽り運転を撮影できないので不安が残りますよね。
となると360度カメラを思いつくかもしれませんが、360度カメラは全長が長い車やリヤガラスが小さい車では後方の撮影範囲が狭いので注意が必要。
選ぶ時は2カメラ以上を選択するのがいいでしょう。
最近では撮影範囲の広い「360度カメラ+リヤカメラ」のセットが多いが、価格がやや高いのがデメリットです。
安すぎて品質に不安があるもの
安すぎて品質が低いドライブレコーダーも買ってはいけません。
安いドライブレコーダーでは
- すぐ壊れた
- 録画されていなかった
- TVへの受信障害がある
これらの報告がインターネット上でも後をたちません。
安くて品質の悪いものは、録画できないのもがあります。ランプは正常でも「SDカードを見てみると録画されていない」となると事故ししたときに困りますよね。
またTVの受信障害が生じるものがあります。ノイズ対策をしている商品を購入しましょう。
買ってはいけないメーカーってある?
Amazonなどで売られている海外製の無名メーカーの製品は買わない方が無難です。口コミなどでは故障した!と言う報告があります。
では国産のメーカーはどうななのでしょうか?
結論ですが、国産のドライブレコーダーメーカーはどのメーカーのものを選んでも品質がよく安心して使用できます。
- コムテック
- ケンウッド
- ユピテル
コムテックのドライブレコーダーは弊社でもよく取り扱うメーカーです。
不具合があってもアップデートファイルを用意したり、アフターケアがしっかりしていて信頼おけるメーカー。
古い2017年くらいの古い製品は弊社でも故障事例(故障事例)がりました。しかしそれ以降数十台とコムテックのドライブレコーダーを取り付けている実績がありますが、1台も不具合を申し出るお客様はいません。
オススメのドライブレコーダー
では現役の車屋がオススメするドライブレコーダを紹介していきます。
買ってはいけないドライブレコーダーで紹介しましたが、逆に絶対付いててほしい機能や性能は以下の通り。
- 200万画素以上
- LED信号対応
- 夜間撮影対応(HDR/WDR機能)
- 2カメラ以上
- TVノイズ対策
- 駐車監視機能(希望する方のみ)
では目的別で紹介しますね。
あおり運転などにもしっかり対応したい
あおり運転など防犯的な役割を持たせたい方は、室内もしっかり録画できる360度+リヤカメラがオススメ。
駐車監視をしっかりしたい
駐車監視をしっかりしたい方は、駐車監視に特化したドラレコがおすすめ。
THINKWARE DASH CAM U3000は海外製のドラレコで馴染みがないが、駐車監視については高性能なのでオススメをしたい。
駐車監視にオススメな理由としては
- 駐車監視の時間が長い
- 高性能レーダーで不審者を補足
- 暗闇での撮影もSONY製のカメラで鮮明
一般的なドラレコの駐車監視システムは、24時間程度でバッテリーの保護のために駐車監視を停止してしまいますが、「THINKWARE DASH CAM U3000」は超省電力(20分の1)で長時間の駐車監視を実現してくれる。
超高精度のマイクロ波レーダー監視をするので、誤検知が少なく怪しい人影も見逃しません。
またカメラはソニー製の「SONY STARVIS」を搭載しているので暗闇での撮影もはっきり録画することが可能。
大切なクルマを守りたいのであれば、高性能なドラレコの設置をおすすめする。海外製だが日本語の説明書もしっかりしていて安心です。
\ 高性能ドラレコ /
「THINKWARE DASH CAM U3000」の詳細を知りたい方は、以下の記事で詳しく解説をしています。
安く抑えたい人にオススメ
しかし360度のリヤカメラの国内メーカーですと、実勢販売価格は3万円前後のものが多いです。
取り付け工賃を含めると5万円近くになってしまいます。
もう少し費用を抑えたいという方は、2カメラのものを選びましょう。