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リヤブレーキのホイールシリンダーオーバーホール作業!カップキット交換

ホリールシリンダーはきれいでした

どーも510です。

今回は車検で入庫のバモスの、リヤブレーキホイールシリンダーのオーバーホールを実施しましたので、レポートしますね。

ここではリヤブレーキのオーバーホールのやり方を教えてるのではなく、あくまで車検整備ではこんな整備をしてますよーっていう紹介になります。

ホイールシリンダーのオーバーホールの他に交換費用や交換時期、リヤブレーキの仕組みについても触れていきますので興味がある方はご覧ください。

リヤブレーキ(ホイールシリンダー)のオーバーホールはブレーキ機構の分解整備になりますので、必ず認証をとっている整備工場で整備士に作業をしてもらってくださいね。

目次

交換作業

今回オーバーホールした車両はホンダのバモスです。まずリヤドラムの取り外しからです。センターのハブキャップを取り外し、ピンを抜き写真のナットをインパクトレンチで緩めます。

ブレーキドラムのナット取り外し

バモスの古いタイプはプーラーを使わなければドラムが抜けてこないので面倒です。

ブレーキドラム取り外し

ドラムを取り外すとリヤブレーキが見えてきます。

先にブレーキオイルの漏れなどが無いか確認してから、ブレーキダスト(ブレーキのかす)がたくさん付いていますのでブレーキクリーナーできれいにします。

バモスのリヤブレーキ

通常の点検などでは、ホイールシリンダーの動きをチェックするために左右に揺らしたり、ダストカバーをめくりオイル漏れチェックや錆びは出ていないかをチェックします。

今回はオーバーホール確定していますのでどんどんバラします。

ブレーキシューの組み付け工具

ブレーキシューを止めている左右のスプリングを専用の工具で取り外します。(久しぶりの作業だったので工具が錆びていますw)

通常はブレーキライニング(シュー)廻りを細かく分解するのですが、アクティ、バモス系ではゴッソリとまとまって取り外せるのでそのまま外します。(ラクしてます)

リヤブレーキシュー取り外し

ホイールシリンダーのみになりました。

リヤブレーキホリールシリンダー

ピストンを順番に取り外します。当然ブレーキオイルが出てきますので受け皿などでオイルを受けます。

ホイールシリンダーのカップキットとピストン

ピストンにはまっている黒いゴムがカップキットと呼ばれる部品です。

このカップキットがブレーキオイルの漏れ止めの役割をしていますが、経年劣化でへたってくるとブレーキオイル漏れを起こします。

オーバーホールとは大げさですが、要はこのカップキットを交換する、そして各部清掃がオーバーホールの内容となります。

もちろん内部が錆びていたりすると研磨作業や必要によってはASSY交換となります。(ASSYとはホイールシリンダーが組みあがったもの)

今回の車両、ホイールシリンダーの中はきれいですね。

ホリールシリンダーはきれいでした

一応ウエスでホイールシリンダー内を清掃します。内部の錆などがあれば、専用工具で磨き作業をしたりします。

ホリールシリンダー内清掃

※追記です

ホイールシリンダーのサビのひどい車両がありましたので補足として載せておきます。

ピストンがサビで使い物にならないのでこの様な状態のものはASSYでの交換となります。

さて話を戻しますね。

次は古いカップの抜き取りです。カップは細いマイナスドライバーでこじって外します。

ホリールシリンダーのカップキットと出すとブーツ交換

取り外したらピストンもキレイにふき取ります。この時ピストンの錆、キズなどないかチェックします。

ホリールシリンダーのピストン清掃

新品のカップは向きがあるので注意します。

カップキットの向き

組み付けは手でしていたのですが、最近は「カップロケット」と言われる工具を使っています。邪道と言われますが1度使っちゃうと楽なんですよね。

ワコーズのシリコーングリースを塗ってから組み付け。

カップキットには耐熱シリコーングリス

カップをスライドするとするっと入ってくれます。

カップキット装着

ダストブーツを付けて再度シリコーングリースを塗布

カップキットには耐熱シリコーングリス

元通りに組み付けて終了ですが、バックプレートにグリスアップします。ブレーキのライニング(シュー)が摺動する部分ですね。

バックプレートにブレーキプロテクター塗布

私はワコーズのブレーキプロテクターを使っています。粘度が高くてイイですね。

バックプレートにブレーキプロテクター塗布

オーバーホール時期は?

さて、オーバーホールしたわけですが、どのくらいの頻度で交換が望ましいでしょうか?

リヤブレーキからのブレーキオイル漏れやピストンの固着は、ブレーキが効かない原因になりますのでしっかり点検整備しておきたいところです。

ちなみに今回はブレーキカップを9年9万km無交換の車両でした。

実際ホイールシリンダーの中をみてみると綺麗でしたよね?これをみると交換しなくても全然平気じゃん!って感じですけど、ちょっと待ってくださいよ。

全ての車両が今回のようにキレイってわけじゃないんです。車によって個体差があるんですね。個体差っていうのはブレーキオイルの交換頻度、年式、走行距離によって違ってくるってことです。

ゴムの部品なので年数が経つとへたってブレーキオイル漏れのリスクは上がりますし、あまり乗っていない車両ですとピストンが固着しているなんてこともよくあります。

この事を考えると、やはり3~4回目の車検時(7年~9年)にオーバーホールするのが望ましいと考えます。車検時の交換するのを勧めるのは工賃が関係しています。

オーバーホールの費用は?

オーバーホール費用はいくらくらいなのかをみてみましょう

今回実施したバモスを例にしますね。

作業点数を調べたら以下の通り

日整連の作業点数
車検・点検時1H
その他2.4H

車検・点検時とその他(車検・点検以外の時)では工賃が倍以上違うんです!

具体的に金額を出してみますね。

車検・点検時その他
工賃8500円20400円
部品代1940円1940円
合計10440円22340円

部品の内訳

  • カップキット2×520円
  • ブレーキオイル0.5×1800円

※レバーレートは8500円計算
※ホイールシリンダーASSYで交換した場合の部品代の参考価格です。1つ6000円前後が目安です

表を見れば車検や点検の時に交換するのが安くてイイですよね。

しかし車検や点検以外でオーバーホールする?ってこと思っちゃうんですけど、あるとしたらブレキーオイル漏れが見つかったからすぐ修理しなきゃ!

とかそんな感じですかね?

経験はないけど。

でも可能性はありますよね。

と言う事で点検や車検時にはドラム式のリヤブレーキはたまーにはオーバーホールもしてみてください。っていうお話でした。

4回目の車検辺りで1度も交換していませんけどどうしますか?なんて整備工場から提案があったらぜひ交換してくださいね。

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