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買ってはいけないタイヤやタイヤメーカー4つの特徴!あなたは大丈夫?

自動車の安全性と性能に欠かせないタイヤ選び。自分で選んで購入したいと考えの方もいるでしょう。

しかし、知らずに「買ってはいけないタイヤやタイヤメーカー」を選んでしまうと、思わぬリスクが生じるかもしれません。

この記事では現役の車屋の筆者510が、タイヤの選び方について詳しく解説します。

正しい選択をするためのポイントを押さえ、次のタイヤ交換時に失敗しないための情報を提供します。

目次

買ってはいけないタイヤはある?

買ってはいけないタイヤは存在します。

具体的に以下が買ってはいけないタイヤです。

  • 安価で低品質なタイヤ
  • タイヤサイズが違うもの
  • 車検に通らないタイヤ
  • 中古タイヤ
  • 用途が違うタイヤ

解説していきましょう。

安価で低品質なタイヤ

安価で低品質なタイヤは買ってはいけません。

タイヤを購入するとき誰でも安く購入したいと思うことです。しかし安いタイヤは品質が低い可能性が高い。

では品質が悪いタイヤは走行にどんな影響が出るのでしょう?以下のような可能性があります。

  • タイヤバランスが取れない
  • タイヤの減りが早い
  • グリップ力が悪く制動力の低下

安く品質の悪いタイヤはタイヤバランスが悪く、バランス調整をしても正規の値に調整できないものがあります。タイヤバランスが取れないと高速走行中に振動が出たり、タイヤの偏摩耗につながり大変危険です。

また安いタイヤは、タイヤの溝が速く減ったり、グリップ力が弱かったりする可能性もあり安全性で懸念があります。

特に海外製の聞いたことのないメーカーのものは、買わないようにした方が無難です。

タイヤサイズが違うもの

タイヤサイズが違うものは買うことをオススメしません。

タイヤサイズが純正と違うと外径や幅が違ってくるので、以下のような弊害が出る可能性がある。

  • ボディやサスペンションへの干渉
  • スピードメーターの表示が狂う
  • 車検不適合になる

タイヤサイズが違うと、外径が大きくなったり、幅が広くなったりしてボディやサスペンションなどの足回りと干渉する可能性があり危険です。

また外径が違うとスピードメーターの誤差が大きくなり、場合によっては車検不適合となります。

また、タイヤサイズ違いによってフェンダーからはみ出している場合も、違法改造となり車検不適合です。

サイズ違いのタイヤを選ぶと必ずしもダメということはありませんが、それなりの知識が必要になってきます。

中古タイヤ

中古タイヤは買ってはいけません。

タイヤは経年劣化によりヒビ割れや亀裂が生じます。このような状態になったタイヤは、寿命となり交換が実用です。

経験上、タイヤの寿命は4年前後と考えています。

タイヤの中古マーケットをみると4年経ったタイヤがゴロゴロ販売されていますが、安全性を考えると手を出すべきではありません。

中古タイヤはタイヤワックスや水に濡らした状態で撮影し、ビビ割れを見にくくしている業者もあり、素人ではとても「良いタイヤ」なのかの判断はできないとおもいます。

上の写真は同じタイヤで、濡れているかそうでないかの違い。実はこんなに亀裂があります。

安くタイヤ交換を済ませようと思って中古タイヤを購入したら、「使い物にならないものだった」なんてシャレになりませんよね。

車種に合わないタイヤ

車種に合わないタイヤは買ってはいけません。

タイヤを選ぶ時は車種に合っているタイヤを選びましょう。

  • ミニバンにはミニバン専用
  • 商用車にはロードインデックスの合ったもの

例えばファミリーカーなどのミニバンであれば、ミニバン専用のタイヤが用意されています。

ミニバンは車高が高いためふらつきやすく、タイヤのショルダーが減りやすいという特徴があります。なのでミニバン専用タイヤはタイヤショルダーの摩耗を抑制する設計がされているんですね。

もしミニバンにミニバン専用タイヤではなく、スタンダードクラスのタイヤを装着すると、タイヤのセンターは十分に溝が残っているのに、ショルダーだけ摩耗して交換しなければならない状態になります。

またハイエースや軽トラックなどの商用車には、特別に設計された商用車用タイヤが必要です。

これらのタイヤは、ロードインデックス(タイヤの負荷能力を示す)が高く、重い荷物を安全に運ぶための耐荷重性能が優れています。このような特性は、商用車の多くの負荷を安全に対応するために不可欠で、ロードインデックスが満たないタイヤは車検に通りません。

買ってはいけないタイヤメーカーはある?

では、いざタイヤを買おうと思った時、メーカー選びも悩みますよね。

買ってはいけないメーカーはあるのでしょうか?

国内タイヤメーカーで買ってはいけないところはある?

国産タイヤメーカーで買ってはいけないメーカーはありません。

  • ブリヂストン
  • 住友ゴム工業(ダンロップ)
  • YOKOHAMA
  • トーヨータイヤ

これらのメーカーは、日本だけでなく、世界中の車両に対してタイヤを供給しています。信頼性のある証拠ですよね。

どこのメーカーのタイヤでも安心して購入できます。

海外メーカーは?

海外メーカーも大手なら安心して購入できます。

  • ミシュラン
  • グッドイヤー
  • コンチネンタル
  • ピレリ

これらの大手タイヤメーカーは販売シェア率が高く、世界中で使われている安心と信頼のあるタイヤメーカーです。

アジアンタイヤは?

聞いたことのないアジアンタイヤメーカーは避けるのが得策です。

全てのアジアンタイヤメーカーに当てはまるものではありませんが、現場の意見では「タイヤバランスが取れない」という声が同業者からも、ユーザーからも多く聞こえてきます。

しかしアジアンタイヤには圧倒的な安さがあるのも事実。あと1年しか乗らないなどの理由で少しでも安くタイヤ交換したいというのであれば選択するのもありでしょう。

アジアンタイヤの中で比較的オススメできるメーカーは以下の3つ

タイヤメーカーブランド名生産国
ハンコックハンコック韓国
中策ゴムグッドライド中国
正新ゴムMAXXIS台湾

この3つのメーカーは世界のタイヤ販売ランキングで上位に入っているため、無名のタイヤメーカーよりは信頼できると言えるでしょう。

タイヤはニーズに合わせて買おう


「何でも良いから安いタイヤを買う」ではなく、自分のドライビングスタイルや車のタイプ、走行条件に合わせて最適なタイヤを選ぶことが、安全性と経済性の両面で重要です。

タイヤのグレードによって価格は大きく異なりますから、経済的には重要な要素になります。自身の運転スタイルやニーズに合わない高級グレードのタイヤを選ぶ必要はありません。

以下はブリヂストンのタイヤグレードの一部です。

タイヤシリーズ特性推奨ユーザー一般的な価格帯
レグノ高級サマータイヤとして設計され、静粛性と乗り心地の良さを追求しています。さらに、優れたウェット性能と安定したドライ性能を持ち合わせています。乗り心地と静粛性を重視するユーザーや、高級車に乗るユーザーに適しています。高価格帯
プレイズオールシーズン性能とコストパフォーマンスに優れたタイヤです。一般的な路面条件でバランスの良い性能を発揮します。幅広い路面条件で使いたいユーザーや、価格と性能のバランスを重視するユーザーに適しています。中価格帯
エコピア省エネルギーと環境負荷低減に配慮した設計です。低燃費性能と安定したウェット性能を持ち合わせています。燃費効率を重視するエコ意識の高いユーザーや、長距離ドライバーに適しています。中価格帯
ニューノ乗り心地と安全性を重視した設計で、雨天時でも安定した走行性能を提供します。悪天候でも安全に運転したいユーザーや、快適な乗り心地を求めるユーザーに適しています。低価格帯
ブリヂストンタイヤグレードの一部

ハイグレードなタイヤは他のグレードと比べ静粛性や乗り心地が優れていますが、通常の使用であればスタンダードグレードで十分です。

弊社ではミニバンであればプレイズ(RV)もしくはエコピア、軽自動車であればニューノもしくはエコピアをお客様に推奨しています。

オススメのタイヤはこれ!

オススメは国産のタイヤメーカー

タイヤを購入する時、信頼性と品質が高く評価されている国産のタイヤメーカー製のものをオススメします。

日本のタイヤメーカーは、その技術力と製品の品質が世界的に認められています。日本国内では、自動車安全規格の遵守を強く求める法律があり、これに対応するために、国産タイヤメーカーは高品質なタイヤを製造しているんです。

タイヤに安心を求めるのであれば、国産メーカーを選択しておけば間違いありません。

性能も価格も普通で良いって方はスタンダードタイヤ

性能も価格も普通で良いって方はスタンダードグレードを選ぼう。

各社スタンダードグレードのタイヤです。

タイヤメーカータイヤグレード
ブリヂストンNEWNO
ダンロップエナセーブEC204
ヨコハマタイヤECOS ES31
トーヨータイヤSD-7
各社スタンダードタイヤ

ミニバンや軽スーパーハイトにがはRV用タイヤオススメ

N-BOXやタントなどの軽スーパーハイトワゴンやミニバンであればダミニバン用タイヤがオススメ。RV用のタイヤなのでタイヤショルダーが減りにくい構造になっているため、片減りしている方はRV用を選ぼう。

タイヤメーカーRV用タイヤグレード(一部)
ブリヂストンプレイズPX-RV2
ダンロップエナセーブRV505
ヨコハマタイヤブルーアースRV
トーヨータイヤトランパスMP7
各社RV用タイヤ

ワンランク上のタイヤを選びたい方

ちょっぴり良いタイヤを選択したいのであれば、ブリヂストンのエコピアシリーズ、ヨコハマのブルーアースシリーズをチョイスしよう。ここではハイグレードではなく、ミドルグレードを紹介します。

タイヤメーカーミドルグレードのタイヤ(参考)
ブリヂストンエコピア
ダンロップルマン5
ヨコハマタイヤBluEarthシリーズ
トーヨータイヤNANOENERGY3
各社ミドルグレードタイヤ

スタッドレスタイヤはブリザック

 

ブリヂストン

スタッドレスタイヤはブリヂストンのブリザックを選べば間違いがない。ブリジストン調べでは北海道でのシェアは50%以上。信頼性があります。

ブリジストンの技術「アクティブ発泡ゴム」の採用で、雪道や凍った道路でしっかり止まります。

タイヤを安く買うには通販を利用しよう

ネット通販はタイヤフッドがオススメ

実際にタイヤを購入するのであれば、少しでも安いところで購入したいところです。

当サイトではタイヤを安く購入する時には、ネット通販「タイヤフッド」をオススメしています。

タイヤフッドをオススメな理由は

  • 豊富な品揃え
  • 価格が安い
  • 価格比較がすぐできる
  • 便利な配送サービス

タイヤフッド店舗がなく、大型の倉庫に在庫を確保しているので、品切れや取り寄せなどの心配はありません。

またタイヤメーカーから大量に仕入れるため、安くユーザーに商品を提供できます。

タイヤフッドのHPのインターフェースも見やすく、同じサイズの商品の価格をすぐに比較することができるので、予算内でタイヤを購入するという選び方も可能。

タイヤフッドで購入したタイヤは取り付け店に直送してくれるので、予約した日時に近所の取り付け店に行くだけです。取り付け店もタイヤフッド内で予約可能。

まずはご自分のタイヤサイズを選択して価格をチェックしてみてください。

タイヤフッドで価格チェックして見る

各社たくさんのタイヤグレードが出てきますので、お好みのタイヤを選んでくださいね。

FAQ

タイヤの世界ランキングは?

2021年のブリヂストンのデータによると以下のランキングになっています。

タイヤメーカーシェア率(%)
ミシュラン15.0
ブリヂストン13.6
グッドイヤー7.5
コンチネンタル6.5
住友ゴム4.2
ハンコック3.5
ピレリ3.2
横浜ゴム2.8
中策ゴム2.6
正新2.5
トーヨータイヤ1.9
サントウ・リンロン・タイヤ1.8
その他35.1
参考:ブリヂストン
タイヤが減る原因は何ですか?

タイヤが減る原因は多岐に渡りますが、以下のような原因が考えられます。

  • 空気圧不足
  • 過荷重
  • 過走行
  • 急ブレーキ・急加速
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