車検で入庫のヴェルファイア
リヤアクスルのブッシュがどう見ても亀裂がひどい。
交換するかそのままでいくか悩ましいんだけど、お客さんと相談して交換する方向になりました。
- トヨタ ヴェルファイヤ
- DBA-ANH20W
- H21年式 23万キロ
この記事では、ヴェルファイヤのリヤアクスルブッシュ交換について書いていきます。
リヤアクスルブッシュの交換
リヤアクスルブッシュって何?
という人のために説明を少し入れます。
リヤアクスルブッシュとは、リヤアクスルビーム(サブフレーム)とボディをつなぐ部分のゴムの材質で出来た部品です。
下廻りの写真で見ると以下の赤丸の部分になります。
ご覧ように23万キロも走行するとブッシュ事態に亀裂が入ります。
これを見ると交換したくなりますよね?
このブッシュが劣化すると
- 乗り心地が悪くなる
- 異音が出る原因となる
って感じでしょうか。
交換には専用工具が必要ですが、弊社はお恥ずかしながらこの手の抜き取り、打ち込みに対する工具が無く外注へ回すこととなりました。
作業は基本リヤアクスルビームを取り外しブッシュのうち替えをします。
作業をやっている様子は以下のサイトが参考になります。
↓
この整備工場ではリヤアクスルブッシュ交換は何度もやっているプロショップです。
弊社は最寄りのディーラーへ作業を依頼しましたが、そちらのディーラーも外注に出すのだそうです・・・。
別のディーラーへお願いをしましたが、やったことのない作業とのことでした。
何とか受け入れてもらい部品交換してもらいました。。。
リヤアクスルブッシュの交換費用
交換費用は弊社から外注へ出したディーラーでの金額となります。
リヤアクスルブッシュ:2×3030
部品代 | 工賃 | 合計 |
¥6060 | ¥60000 | ¥66060 |
まとめ
リヤアクスルブッシュを交換すると7万円オーバー(税込)となり高額修理となります。
トヨタのリヤアクスルブッシュは同じ形状のものが使われている車種が多いです。年数が経った車両や今回のような過走行なものは亀裂が入っているものが多いですね。
それほどシビアにならなくてもいい所ではありますが、点検時にチェックしときたいところです。
もし、リアクスルブッシュの亀裂がひどいようであれば交換するのもいいですが、交換せずに車の乗り換えを検討に入れてもいいと思いますよ。
今回の車両で言えば走行距離は20万キロオーバーしていますからね。
お金をかけて乗り続けるのも1つの選択ですが、乗り換えの時期に差し掛かっているのも事実です。
今後このような高額修理が必要な整備が増えて来ますからね。以下のような記事も書いていますので、参考にしてみてください。
また、アルファードは他にもこんな故障もありました。