自動車整備士

    整備士の給料は低い?俺の年収公開と収入アップの方法を紹介

    現役の自動車整備士も、これから自動車整備士を目指したいけど

    整備士の給料って安いの?高いの?

    って整備士の年収って気になりますよね?

    そこで今回は自動車整備士の年収をデータから読み解きます。

    整備士になろうか迷っている方や、今の給料安いからと転職を考えている現役の整備士の参考になればと思います。

    自動車整備士の平均年収は?

    まず、自動車整備士全体での平均年収を見てみよう。

    以下、厚生労働省の「平成30年賃金構造基本統計調査」から、自動車整備士の平均年収を算出してみました。

    月収年間賞与年収
    30.0万円75.9万円435.9万円

    ※対象人数が13373人で、独自の集計結果となります。
    ※参考データ:平成30年賃金構造基本統計調査
    ※作成:ne-web

    自動車整備士の平均年収は435.9万円でした。

    ただこの数値はあくまでも平均値ということを頭に入れておいてください。

    以下は後ほど紹介する企業規模10〜99人の会社の、整備士の給与別割合を表にしたものです。
    ※給与の数値は月給

    給与(千円)人数
    ~99.91
    100~119.91
    120~139.919
    140~159.9119
    160~179.9272
    180~199.9395
    200~219.9497
    220~239.9562
    240~259.9504
    260~279.9366
    280~299.9467
    300~319.9329
    320~339.9154
    340~359.9159
    360~379.9123
    380~399.9116
    400~449.9117
    450~499.940
    500~549.920
    550~599.98
    600~699.99
    700~799.912
    800~899.90

    年収200万円の人も居れば、700万円の人も居るってことです。

    ではさらに数値を絞ってみます。

    企業規模による給与格差

    自動車整備士の平均年収は企業の規模によって違ってきます。

    3パターンを下記の条件で算出してみました。

    10~99人の会社の給与
    月収年間賞与年収
    28.7万円52.1万円396.5万円
    • 企業規模:10〜99人
    • 平均年齢:41.6歳
    • 対象人数:4440人
    • 勤続年数:12.6年
    • 労働時間:175時間/月
    • 残業時間:13時間/月
    100~999人の会社の給与
    月収年間賞与年収
    28.7万円81.5万円425.9万円
    • 企業規模:100〜999人
    • 平均年齢:34.3歳
    • 対象人数:6683人
    • 勤続年数:10.4年
    • 労働時間:165時間/月
    • 残業時間:19時間/月

    1000人以上の会社の場合

    1000以上の会社の給与
    月収年間賞与年収
    32.8万円94.2万円487万円
    • 企業規模:1000人以上
    • 平均年齢:35.1歳
    • 対象人数:2250人
    • 勤続年数:11.8年
    • 労働時間:163時間/月
    • 残業時間:27時間/月

    参考データ:平成30年賃金構造基本統計調査

    上記のデータをサラッと見るとわかりますが、会社の規模が大きくなればなるほど年収が高くなる傾向になります。さらに企業の規模が大きいほど、月の労働時間が少ないのに年収が高い。

    想像通りの結果ですが。

    となると従業員人数10人未満の個人経営の自動車整備工場では、これらの平均年収より低く、月の労働時間も長いということが想定できます。

    さてここまで、まとめると、「自動車整備士の平均年収は435.9万円で企業規模が大きな程年収は高くなる」ということでしたね。

    そして今のあなたの年収と比べることができたと思います。

    では他業種と比べたら、自動車整備士の位置づけはどんなものなのでしょうか?

    整備士は他業種と比べると安い!

    結論から言ってしまいますと、自動車整備士の給料(年収)は他業種と比べて低いと思います。

    以下は厚生労働省の平成30年賃金構造基本統計調査で公表されている、業種別に見た賃金格差です。

    自動車整備士は「サービス業(他に分類されないもの)」に含まれます。

    画像引用:厚生労働省 平成30年賃金構造基本統計調査

    見やすく表にしてみました。

    主な産業賃金(千円)
    建設業354.3
    製造業330.2
    情報通信業404.8
    運輸業・郵便業298.1
    卸売業・小売業359.4
    金融業・保険業482.2
    宿泊業・飲食サービス業288.3
    生活関連サービス業・娯楽業317.2
    教育・学習支援業455.1
    医療・福祉352.7
    サービス業(他に分類されないもの)301.6

    (正社員、男性のデータ)

    数字は税金等の引かれない月給です。

    年間賞与がデータになかったので年収はわかりませんでしたが、給与が高い業種は当然年収が高くなるのは想像できます。

    表を見てもらうとわかると思うのですが、情報通信業(俗に言うIT系)、金融・保険業、教育・学習支援業が特に高いですね。

    このように選ぶ業種によって、あなたの年収がある程度は決まってきますので、転職を考えている方は参考にしましょう。

    現役の自動車整備士のリアルな給料は?

    これまではデータで自動車整備士の給料をみてきましたが、今度はネットで公開されているリアルな整備士の状況をご覧ください。

    先程提示した平均年収には程遠い安い給料の方がたくさんいましたよね。

    無作為に選んでいるので、このような人もいるというくらいの参考にしてください。

    ちなみに私も年収を公開しますが、整備士としての年収は500万円です。従業員3人の個人経営のモータースですが、このような整備工場もあります。

    整備業界でみるとディーラーは高い?

    自動車整備士になりたいけど、やはりディーラーの方が給料が高くていいのではないか?と考える人もいるでしょう。

    結論から言うと、「カーディーラーの給料はその会社によって変わる」です。

    そもそもディーラーとは、トヨタやホンダなどの自動車メーカーと特約店契約をして、販売やメンテナンスをしています。自動車メーカーの看板を借りて、様々な会社が経営をしているイメージでいいと思います。

    要するに自動車メーカーとは別会社ということと、その規模は様々ということです。

    具体的に東京のホンダディーラーを例にしてみます。

    ホンダディーラーA社B社
    資本金28億円7000万円
    従業員1400人230人
    拠点72店舗14店舗

    このように同じ東京のホンダディーラーでも経営する企業規模はこんなにも違います。

    ということは先程示したデータによると「企業規模が大きいほど給与は高くなる」ので、このケースであればA社の方が給与は高い事が想像できますし、おそらくそうでしょう。

    このように、ディーラーであれば給料が高いとか安いとかの議論は全く無意味です。

    私の知人は40代でディーラー勤務なのですが、23時まで残業しても手取りで20万円らしいです。このようなディーラーも存在します。

    給料が高いところにいきたいのであれば、どの会社がディーラーをしているかが重要になってきます。

    収入アップの方法

    さてこれまで整備士の平均年収やディーラーの給与についてお話ししてきました。これから整備士の方の参考になればと思います。

    また現在整備士として働いている方はどうでしたか?

    自分は平均年収より随分低い!と思った方も居ますよね。

    そこで、現役の整備士の方がこれから収入をアップできる方法を簡単にお話しますね。

    独立

    まず、ハードル(リスク)はかなり高いが、その分リターンも大きいのが独立です。

    ただ開業資金は2000万円必要と言われていますし、開業するまでの準備と軌道に乗るまでの時間がかかるのがデメリットです。

    一方会社が軌道に乗れば大きな収入を得ることができるのがメリット。また、従業員ではなく社長なので好きな働き方が出来ますよね。

    しかし実際に独立をするという行為はなかなか難しいのが現状ですよね。

    整備士の独立については以下の記事で軽く触れていますので、興味があれば合わせてお読みください。

    給料アップの交渉

    従業員のまま給料を上げる方法として、「経営者に給料アップの交渉をする」ということも選択肢の1つだと考えています。

    とはいえ、単純に「給料アップしてください」と言っても成功しませんので、給料アップできるような準備をしましょう。

    • 会社に必要な人材になる
    • 自分にしか出来ない技術を身につける
    • 1級整備士や検査員の資格を取る
    • 新規のお客さんをたくさん取ってくる

    など会社に貢献してから交渉しましょう。私も実は給料アップの交渉をし年収60万円アップに成功しました。

    副業

    また手軽に収入アップできるのが副業です。

    時間があるのであればウーバーイーツやアルバイトの労働型でサクッと稼ぐのもいいですし、インターネットビジネスを学びコツコツと収益を上げるのもいいでしょう。

    副業に関してはこちらの記事で整備士ができる副業を紹介しています。

    整備士にできる副業紹介

    転職

    最後は収入アップのために転職も視野に入れよう。

    先程の自動車整備士の平均年収を見ましたか?

    現役整備士で年収200万円とか300万円などの場合、給料アップの交渉は期待できませんし、仮に給料がアップしたとしても生活水準が豊かになるとは思えません。

    なので私としては、現在平均年収より大幅に低い場合は、即転職が望ましいと思います。

    同じ自動車整備士でも、もっと給料が高く条件が良いところがあるのは、先程の平均年収を見ればわかると思います。

    また金融・保険業、教育業、IT業界が全体で年収高かったので、別の業種に行くのも選択肢に入れたいところですよね。

    そして実際に転職する際のオススメですが、転職サイトを自分でみるだけではなく、転職エージェントを活用するのがいいです。

    転職エージェントは転職サイトと違い転職のプロに直接相談できるので、あなたの希望を聞きつつあなたに最適な案件を紹介してくれます。

    そして時間をかけて転職活動をするのがオススメ。

    なぜなら

    我慢の限界がきて本気で転職したい!って頭に血が上った状態で、就活するとまともな結果にならないからです。

    精神が疲労していてまともな思考もできない状態だと、次の就職先を慌てて決めてしまう可能性がありますよ?

    そうならないために、少しでも「転職も考えている」って方は今からすぐに転職エージェントに登録しておくことをお勧めする。

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    また整備士は続けたいと思っている方は、整備士専門の転職サイトが良いでしょう。

    少しの行動があなたの未来を変えます。

    ただ今の会社の愚痴を言って年収も上がらず歳を取っていくのか、それとも年収アップのために行動してそれを実現するのか

    すべてはあなたの決断と行動次第ですよ。

    まとめ

    整備士の給料について書いてきました。

    お金って人生でとても大切です。生活の基本になるところですから、たくさんもらうに越したことはありません。人生の選択肢が増えますからね。

    これから整備士になりたい方も、現役の整備士の方もそうなんですけど、視野を広く見ることって重要です。

    • 今の給料は他人と比べて安いのか?高いのか?
    • これから働きたいと思っている整備士の給料は安いのか?高いのか?

    そしてたくさんの選択肢から自分の人生に合ったものを、チョイスしたいところですよね。

    以上ですが参考になればうれしいです。

    関連記事として以下の記事がありますので、合わせてお読みくださいませ。

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