ヒーターが効かない!
ぬるい風が出てくる!
こんな感じでお客さまから修理依頼です。
全く温風が出ないのではなく、たまに暖かい風が出る時もあることなどを考えるとサーモスタットが怪しいかな!?って思ってましたが別の理由でした。
車両情報
- 型式:CBA-MB4204S
- エンジン型式:B4204S
- ボルボ V50
- H24年式 6万キロ
目次
温風が出ない原因
温風が出ない理油は冷却水漏れでした。
漏れている場所はラジエターのサブタンクと言えばわかりやすいでしょうか。ボルボの場合、サブタンクとは言わず、エキスパッションタンクという名称です。

冷却水が規定値より少なくなることで、ヒーター系の部品にエアーが入り温風が出ない時があったってことですね。
エキスパンションタンクの上面に細かいヒビが入っておりそこから冷却水がにじみ出ていました。

経年劣化によるものでしょうね。
ボルボの場合は定番の故障修理となっているみたいです。
冷却水漏れはにじみ出る程度でしたので、オーバーヒートなどの重大な故障にはならずに良かったです。
今回はエキスパンションタンクの交換と冷却水の補充、簡単なエア抜き作業、確認作業で修理は終わりです。
たまにはエンジンルームを開けてチェックしてみてはどうですか?
タンクの細かいヒビ割れを定期的チェックして、ひび割れがあるようなら早めの交換をオススメしますよ。
エキスパンション交換費用
今回はエキスパンションタンクと同時にエキスパンションタンクのキャップも交換することとします。
エキスパンションタンク:¥6980
エキスパンションタンクキャップ:¥4850
部品代 | 工賃 | 合計 |
¥11830 | ¥5100 | ¥16930 |
エキスパンションタンクキャップが¥4850って高過ぎですね!笑
社外品はタンクもキャップも若干安いので、活用してください。
ボルボは墓にも故障修理をしています。
まとめ記事があるので、ご覧ください。