一般整備

    ドライブシャフトブーツの役割や交換工賃を解説

    ドライブシャフトブーツが破れている車両を元に、ドライブシャフトやブーツについて解説します。

    今回修理した車の情報は以下の通り

    UA-MC22S

    スズキ ワゴンR

    H15年式 8万キロ

    ここではドライブシャフトの交換の様子と交換にかかる費用、ドライブシャフトブーツの解説、寿命などを書いていますので、車検などで交換が必要だよ!なんていわれた方はぜひ見てください。

    ドライブシャフトとブーツとは

    まずドライブシャフトとブーツの説明しますね。

    ドライブシャフトはミッションからの動力をハブに伝える役目があります。

    車はハンドルを左右どちらかに切っても、しっかりと動力が伝えられるような構造となっています。

    ドライブシャフトのアウタージョイントは、「等速ジョイント」と呼ばれる構造となっており角度があってもスムーズに動力伝達ができるようになっています。

    そしてドライブシャフトブーツとはドライブシャフト内部のベアリング部にゴミや異物が入らないように保護する役目があり、材質はゴムです。

    ゴムで作られた部品ですからゴムの劣化により破れてしまうこともあります。近年では破れにくい材質に変化していますが全く破れないわけではないのでやはり消耗品としてとらえた方がイイと思います。

    ドライブシャフトブーツの破れを放置したら

    ドライブシャフトのアウタージョイントの中身はご覧のようにベアリングになっています。

    スムーズな回転動作をするように写真のような金属製のボールが入っておりますが、ドライブシャフトブーツが破れるとドライブシャフト内部に砂や水などの異物が入り結果ベアリングを痛めます。

    ベアリングが損傷すると異音が出ます。

    ハンドルを切って走行すると「カリカリ」と言うような音です。さらに異音が出たまま走行し続けるとどうなるのか?

    ドライブシャフト内部でベアリングが損傷してバラバラになり動力を伝えられなくなるので走行不能になります。

    走行不能になる前にドライブシャフトブーツが破れる前の交換が望ましく、破れていた場合は速やかにドライブシャフト本体もしくは状況を見てブーツ交換をする必要があります。

    ドライブシャフトブーツ寿命は?

    ではドライブシャフトブーツの交換する目安はいったいいつなんでしょうか?

    ドライブシャフトブーツの寿命を考えてみます。

    今回入庫してきたワゴンRのドライブシャフトブーツの材質は比較的柔らかく良く破れるタイプのものです。

    しかしドライブシャフトブーツの寿命は距離数や年数ではっきりと言え無いのが現状ですね。

    なぜかというとハンドルを良く切る乗り方の人と直進ばかりの乗り方をされている車では違うからですね。

    もちろん前者の方が寿命は早まります。

    しかしあえて整備のプロが寿命を言うと、ドライブシャフトブーツはゴムの材質で出来た部品ですから10年を過ぎればいつ寿命が来てもおかしくない!また走行距離より普段の乗り方の方が寿命に関しては影響があると考えます。交換の目安は目視チェックをしてドライブシャフトブーツに亀裂があれば即交換が望ましいです。

    ドライブシャフトブーツ交換

    それではドライブシャフトブーツを交換していきますがその前にポイントがあります。

    ドライブシャフトから異音が出ているか?の確認です。

    異音が出ている場合はドライブシャフトブーツが破れてから時間が経っていると推測され、すでにドライブシャフト内部に異物混入がありベアリングを痛めている可能性が大きいのでドライブシャフトブーツの交換をするのではなくドライブシャフトASSYでの交換が望ましいです。

    逆にドライブシャフトブーツが亀裂のみでグリスが外に飛び散っていない場合はドライブシャフトブーツのみの交換でOKですね。

    そして今回のようにドライブシャフトから異音はないがドライブシャフトブーツが破れている場合はドライブシャフトを分解し洗浄して組み付けという流れになります。

    しかし洗浄しない整備工場もあることが現状ですよね。その場合時間が経ってから異音が出るようになりますから親切な整備とは言えないですよね。

    それでは実際の交換作業の様子を見てみましょう。

    ドライブシャフトをミッションから抜くとATFが出てきます。

    注意が必要です。

    外れましたね。

    ドライブシャフトのアウタージョイントは「スライドハンマー」という特殊な工具を使用します。

    内部のグリスもキレイにしますよ。

    内部のボールを取り外し洗浄してキズなどのチェックをします。

    今回は傷もなく再使用可能でした。

    組み付けは念のために等速ジョイント用の消音グリースを塗布します。その後モリブデングリスを詰めていきます。

    ドライブシャフト本体にブーツをセットしアウタージョイントを元通りに組み付けます。

     

    新品のドライブシャフトブーツを組み付けます。

    車両へも元通り組み付け終了です。

     

    交換工賃はいくら?

    みなさん実はここが1番気になるところですよね。

    今回は片側(右側)のアウターブーツが破れていた場合で計算してみます。

    ドライブシャフトブーツ:¥1900

    グリース一式:¥1500

    部品代工賃合計
     ¥3400 ¥11900 ¥15300

    ※レバーレートは¥8500で計算

    ※消費税抜きの計算

    今回はブーツのみの交換でしたが、異音が出ていてドライブシャフトASSYで交換した場合も概算ですが値段を見てみましょう。

    リビルトドライブシャフト:¥12000

    部品代工賃合計
     ¥12000 ¥8500 ¥20500

    ※レバーレートは¥8500で計算

    ※消費税抜きの計算

    当然ですが若干ASSY交換の方が高くなりますね。

    分割タイプのドライブシャフトブーツもあります。部品自体は高いですが、工賃が安くなる場合があるので、自分は状況によって使い分けますね。

    まとめ

    ドライブシャフトブーツが破れると異音などが出る上に最終的には走行不能になるので早めの整備をすべき。

    異音が出ると高額修理にもなる可能性があるので、日ごろから定期点検などをしっかり受けて早めの予防整備をしたいとこです。

    もし、すでに左右から異音が出ている場合やリビルトのドライブシャフトを使用しない主義の整備工場などではかなりの高額修理が予想されます。

    そうした場合は車の車格にもよりますが車の買い替えを視野に検討されてもいいかと思いますよ。

    今後高額修理になるような可能性もありますから負のスパイラルで修理貧乏にならないようにしたいところです。

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