今回はお客様の依頼でHIDを取付します。
- フィアット500
- 型式:ABA-31212
- H29年式
HIDの取り付け
取付をする部品はこちら
ヘッドライトバルブが入っているカバーに穴あけ加工をします。
純正はH7のバルブが付いています。
HIDのバルブの取り付けはこんな感じに収まります。
配線の取り回しはフロントバンパーを取り外しました。大げさですがこのようにすれば配線もスッキリしきれいに収まります!
こんな感じで取り付けは結構楽勝な感じで終了です。
特に気にすることもなくできますが、HIDの取り付けは高電圧になるため必ず作業中はバッテリー端子を外すなどの処置をしてくださいね。
HIDとは
HIDとは、High Intensity Dischargeの略で、一般にディスチャージヘッドランプとも呼ばれています。 通常ヘッドライトに使用されるハロゲンランプは、ハロゲンガスを封入した密閉容器内で、フィラメントという金属製の芯材が発熱、 発光することで光ります。 HIDにはフィラメントはありません。インバーター・イグナイターユニットという部品で車両の電力(12V)を高電圧(約2万V)にし、 バルブ内の電子と金属原子を衝突させ(アーク放電)、強く美しい光エネルギーを作り出しているのです。 また、フィラメントを持たないため電球が切れるということがありませんので、コスト・パフォーマンスも抜群です。
ハロゲンバルブからHIDに換えるメリットとしてはライト点灯時に明るくなることと消費電力が少ないってこと、長寿命ですね。
逆にデメリットは部品単価が高いことや、ヘッドライトレンズのカットによってはHIDは車検対応の商品であっても車検が通りにくくなる場合もあります。
フィアット500にHIDを付ける場合の注意点
今回の車両はアイドリングストップ付でしたが、HIDを購入する時はアイドリングストップ車用のものを購入してくださいね。
アイドリングストップからの復帰時にライトがチラつくなどの症状が出る場合があるそうです。そのためチラつきを防止するリレーキットなどがありますから専用のものを購入ください。
現在はHIDよりもLEDをつける方がよりいいですよね。
このほかフィアット500関連の記事がありますのでよかったらご覧くださいませ。
オイルエレメントの交換は結構面倒です
ナビゲーション取り付けの様子はこちら