CX3のメーター内にスパナマークが点灯した場合と点滅した場合の消し方を紹介します。
マツダではこのスパナマークのことを「レンチ表示灯」と呼んでいます。
まず、点滅と点灯のそれぞれの意味と消し方が違いますので、違いを理解する必要性があります。
スパナマークの点滅と点灯の違い
基本的にはメンテナンス時期になると点灯もしくは点滅をします。
点灯するとき
- 設定されたメンテナンス時期になる
- エンジンオイルの劣化時
点滅する時
- フューエルフィルターの水抜きが必要な時(ディーゼルエンジン)
このように点灯と点滅では全く意味が違いますので、理解しておいてくださいね。それではスパナマーク(レンチ表示灯)の消し方を解説します。
スパナマーク(レンチ表示灯)点灯の消し方
とりあえず取扱説明書通りにやってみました。
スパナマークは取扱説明書で確認したところ「あらかじめ設定されたメンテナンス時期になると点灯」「オイルが劣化していると点灯」とのこと。
消し方は「メンテナンスモニター」へと言う事なのでそこを見ます。
リセット方法
メンテナンスを実施した後、リセット (再設定) をすれば、次回メンテナンス時期が近づいたときに表示させることができます。次の手順でリセットしてください。
ホーム画面の アイコンを選択して、アプリケーション画面を表示します。
メンテナンスを選択します。
設定したい項目を選択し、リセットを選択します。
参照:マツダ電子取扱説明書
「A」のところを選択。
定期点検をリセット
ともにリセットしました。
しかし結果はスパナマーク消えませんでした。
点検の時期とオイルリセットの2つが検知していたのかもしれません。同じようにスパナマークが消えない方は以下の方法で試してください。
取扱説明書に乗っている内容です。
記憶値の初期化 (オイルデータリセット) は次の手順でも行なうことができます。
電源ポジションをOFFにします。
オド/トリップ切り替えボタンを押したまま、電源ポジションをONにし、マスター警告灯が点滅するまで、オド/トリップ切り替えボタンを約5秒間押し続けます。
マスター警告灯が数秒間点滅したら、初期化は完了です。
参照:マツダ電子取扱説明書
この通りにしたらスパナマークは消えました。
スパナマーク(レンチ表示灯)点滅の消し方
次は点滅した場合の消し方です。
先ほどもご紹介しましたが、スパナマーク(レンチ表示灯)の点滅はフューエルフィルターの水抜きのお知らせです。
これは2万キロごとに点滅でドライバーに知らせてくれる機能ですが、ユーザー側ではこの点滅を消すことが出来ません。
点滅の消し方ですが、整備工場などで使われるスキャンツール(故障診断機)で車のECUへアクセスし消去します。これをセジメントリセットと呼びます。
消去作業はもちろん水抜きの作業をしてからです。
ちなみにフューエルフィルターの水抜きは、フューエルタンク近くにあるフィルターのドレンキャップを緩めて行います。
2万キロ走行の車のドレンを緩めてみましたが、水分はほとんど見受けられませんでした。
走行に支障が出ることはまずありませんので、2万キロ程度では水抜き作業はほとんどいらないのでは?と言った感想ですね。
ただランプの点滅は煩わしいので、おそらく有料にはなりますが、お近くの整備工場へ消去依頼をしましょう。
またCX3はバッテリーが弱くなるとi-stopランプが点滅したりします。その対処方法を書いた記事を有りますので参考にしてください。
マツダ「CX-5」i-stopランプ点滅!バッテリー交換をしてランプ消去する方法
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