車両情報
部品待ちで弊社の工場に3日くらい置いていたボルボのエンジンが始動しない!
症状は
- 初爆は多少ある
- 失火しているような感じ
お客様に確認したところ「そんな症状は出たことがない」とのこと
車両情報
- 型式:CBA-MB4204S
- エンジン型式:B4204S
- ボルボ V50
- H24年式 6万キロ
エンジン始動不良の原因探求
とりあえずプラグはすぐにアクセスできそうなのでプラグを外してみることに。
プラグを取り外しチェックすると、案の上プラグは4本ともびっしょりでした!
パーツクリーナーできれいに清掃して乾かして組み付け、始動すると一発できれいにエンジンがかかりました。
エンジン始動できなかった原因は「プラグのかぶりによる失火」でした。
電子制御の昨今でもたまにあるこの不具合!
弊社管理のV50は数台ありますが、他のお客様に聞いたところ数日置きっぱなしにすると、エンジンがかからない時があるらしいです。
その時はアクセルペダルを少し踏み込んでからエンジンをかけるとかかるらしいのですが・・・
いまどきプラグのかぶるエンジンってダメですよね!
しかもこの車両は約3年くらい前にサービスキャンペーンでプラグ交換をしています。
その内容は確か「エンジンが始動不良になる恐れ」だったような(うろ覚えで不正確情報です)
またECUのアップデートも行っていますが改善されてないようですね。
V50特有の持病でしょうか?
プラグ交換
プラグを取り外した時にチェックしたのですが接地電極が摩耗していましたので要交換と判断し部品交換することにしました。
付いていたプラグは純正品でイリジウムプラグですが、片側のみイリジウムを使用しているので長寿命ではなく普通のプラグ同様約2万キロが交換目安になります。
電極減っていますしね。
逆に接地電極に白金チップがあるタイプは上記のの写真のように電極は減りませんので約10万キロ無交換でOKな長寿命タイプとなります。
純正ではなく社外品(NGK)の長寿命タイプに交換しようと思ったのですが、NGKでは設定が無くやむなく純正品での交換となりました。
※コメントでのご指摘によりデンソー製で長寿命タイプがありました。
もちろん純正品は片側イリジウムで交換は2万キロごと。
最近エンジンのかかりが悪いな~って方はプラグの摩耗なんてことも考えられますから要チェックですよ!
プラグ交換費用
純正のスパークプラグのお値段は1セット(4本)で¥7070
2万キロ交換が必要なのに長寿命のプラグと同じくらいの値段なんですよね。
今回かかった費用はこちら
部品代 | ¥7070 |
工賃 | ¥5100 |
合計 | ¥12170 |
今回は弊社入庫時になった不具合ということと、別件の修理と重なっていましたので若干工賃をサービス価格でしています。
デンソー製の長寿命プラグ「イリジウムタフ」(VT20)が適合していますね。
これなら10万キロ無交換でOKです。
弊社の取引のある部品商は、NGKプラグのみの取り扱いとなっているため、純正品の使用となりました。
お客様のためを思うと長寿命プラグをつけたいところ!(弊社的には2万キロタイプのほうが儲かりますが)
次回はネットで取り寄せて10万キロ交換の長寿命タイプをつけることとしましょう。
その他ボルボの故障を記事にしています。参考にしいてみてください。
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