エンジンチェックランプ点灯で入庫です。
エンジンチェックランプ点灯だけではおおよその修理金額もわかりません。その故障の内容によって修理金額は幅広いからです。
エンジンチェックランプ点灯は「どこか故障しているので修理してね」というくらいアバウトな表示なので、すぐに修理工場に見てもらうようにしましょう。
ここではBMWミニのエンジンチェックランプが点灯した車両の修理の様子と修理費用を書いています。
車種情報
- BMWミニ R56
- 型式 ABA-ME14
- エンジン N12B14A
- H22年式 7万キロ
エンジンチェックランプ点灯修理
まず現車の確認から。
アイドリングは正常、走行時などもエンジン自体安定していますし異常は見受けられません。
以前1度エンストをしたことがあるとユーザーさんはおっしゃっています。
入庫時はエンジンチェックランプは点灯していませんでしたが、エンジン始動後に少し時間が経ったらエンジンチェックランプが点灯します。
エンジンチェックランプ点灯しましたのでスキャンツールで内容を確認をします。
「インテーク側カムシャフトセンサー」と出ています。
インテーク側カムシャフトセンサーが一番怪しいですが確認をします。
カムセンサー、カムポジセンサー(カムシャフトポジションセンサー)などと言い、カムシャフトの角度を車両のコンピュータに伝える役割をしています。この信号によって車両側コンピュータは気筒判別をし、適正な点火タイミングや燃料の噴射タイミングを決めるので、カムシャフトセンサーは重要なセンサーです。カムシャフトセンサーが故障しますと最悪エンジン停止したり、エンジンが始動できなかったりします。
カムシャフトセンサーは画像中央のコネクタが刺さっているもので、インテーク側とエキゾースト側の2つあります。
上がインテーク側カムシャフトセンサーで、下側がエキゾースト側カムシャフトセンサーです。
本来ならばオシロスコープなどを使い、波形などをチェックして良否判定をするのでしょうが、時間短縮のため別の方法を取ります。
インテーク側カムシャフトセンサーとエキゾースト側カムシャフトセンサーを入れ替えます。同じセンサーがついているので使える確認方法ですね。
それから再度スキャンツールで内容を確認!
ダイアグコードが入れ替わりましたのでセンサー不良と断定します。
センサーは8ミリのボルトを取れば簡単に外れます。
今回は社外品のカムシャフトセンサーを使用します。
先っちょが違うけど対作品???
新品社外品
現車についていたもの
部品交換したらダイアグを消去して終了です。
カムシャフトセンサー交換費用
今回は格安の社外品を使用しました。
ちなみに純正品は¥14100です。(執筆現在)
弊社(街の整備工場)の修理費用は以下のようになりました。
カムシャフトセンサー:¥6834(部品の価格は変動します。現在の価格は下記リンクにか確認してください)
スキャンツールを使用した故障診断及び部品交換工賃:¥5100
部品代 | 工賃 | 合計 |
¥6824 | ¥5100 | ¥11924 |
しかし社外品の部品の値段は恐ろしく安いですね。このくらい安いと予防整備としてエンジンチェックランプが点灯する前に交換してもいいくらいですね。
ミニの故障をまとめた記事はこちら
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