軽自動車の購入って大きなイベントですよね。
買った後にこんなはずじゃなかった!とか後悔だけはしたくないはず。
一般的に、以下のような特徴を持つ軽自動車は、買ってはいけないと言われています。
- 車内空間や収納が狭く、快適性に欠ける
- 使用用途に合っておらず、実用性に欠ける
- 安全性能が低く、事故リスクが高い
- 燃費が悪く、ランニングコストが高い
- パワー不足で走行性能に劣る
では、具体的にどのような軽自動車が買ってはいけないのでしょうか?また、後悔しないための軽自動車の選び方や買い方はどのようにすれば良いのでしょうか?
この記事では、
- 買ってはいけない軽自動車の特徴と例
- 買ってよかった軽自動車の特徴と例
- 長く乗れるメーカーや中古車のメリットとデメリット
このような内容をご紹介します
あなたのニーズに合った最適な軽自動車を見つけるために、ぜひ参考にしてください。
買ってはいけない軽自動車の特徴とは?後悔しないための選び方
買ってはいけない軽自動車の特徴とは?
軽自動車の購入時に気を付けることは、あなたのライフスタイルに合ったものを選ぶことです。
ライフスタイルとミスマッチする車を選ぶと後悔してしまいます。
以下のポイントをチェックしてみましょう。
- 車内空間や収納が狭い
- 使用用途に合っていない
- 安全性能が不安
- 燃費が悪い
- パワー不足を感じる
車内空間や収納が狭い
車内空間が狭い、収納が狭い車は以下のようなデメリットがあります。
- ドライバーや同乗者が窮屈に感じる
- 荷物を積むスペースが限られるため、大きな荷物を積むことができない
- 長時間のドライブで疲れやすい
身体の大きな方は車内が狭いと圧迫感を感じます。また、大きな荷物を載せることが多い人や旅行やアウトドアには向いていない車です。
子供が乗り降りする場合や買い物に使用する場合は、スライドドアの車両が便利です。
安全性能が不安
最近の軽自動車は安全装備が充実していますが、グレードの低いエントリーモデルや古い車には、満足いく運転支援機能がついていません。
必ずしも運転支援機能は必要ではありませんが、安全面を考えると自動ブレーキやブレーキとアクセル踏み間違いを防いでくる、誤発進抑制機能などはついていてほしいですよね。
燃費が悪い
昨今のガソリン高には、皆さん頭を悩ませているのではないでしょうか?
車購入時には燃費の良い車を選びたいところ。
燃費が悪い車は燃料消費が多く、燃費の良い車に比べて車の運用コストが増えます。長い目で見るとランニングコストも気になるのでチェックしておきたい項目です。
パワー不足を感じる
車に走行性能を求めるのであれば、パワー不足を感じるような車を選択すべきではありません。
メーカー側も環境に良い車を作るために試行錯誤しています。
実際にはエンジンのパワーを静御して燃費向上を実現していますので、どうしてもエンジンのパワー不足を感じるかもしれません。
使用用途に合っていない
使用用途に合わない車は買ってはいけません。
休日に家族で出かける際に、2シーターの二人乗り車は用途に合わないばかりか、雪国にお住まいの方が車高の低い2WD車を選んでしまうと不便で危険です。
1人で通勤だけの使用用途であれば、スーパーハイトワゴンのハイグレードは必要ありません。
ライフスタイルや地域に合わせて、用途に応じた車を選びましょう。
後悔しないための軽自動車の選び方と買い方
では具体的に「後悔しないための軽自動車の選び方」を紹介していきますね。
ポイントとしては5つあります。
- 使用用途を明確にしボディタイプを決める
- エンジンの性能(ターボの有無)を決める
- 安全性能が十分な車種をピックアップする
- 燃費が許容範囲かチェックする
- デザイン・カラー・オプションをチョイスする
- 予算内に収まるかチェックする
使用用途を明確にしボディタイプを決める
1番重要なのは新しい車の使用用途を明確にすることです。そうすることであなたにぴったりの軽自動車が見つかるはずです。
まずは使用用途に合ったボディを選ぼう!
軽自動車とは言え様々なボディの種類があります。
- セダン:アルトなど
- ハイトワゴン:ムーヴキャンバスなど
- スーパーハイトワゴン:N-BOXなど
- クロスオーバー:ジムニーなど
- スポーツ:コペンなど
- バン:N-VANなど
小さな子供を乗せる子育て世代や、趣味がサーフィンなど大きな荷物を載せる場合は、スーパーハイトワゴンやハイトワゴンがオススメ。ドアタイプよりスライドドアの方が使い勝手がよく広い室内が必要。
通勤しか使わない、乗るのは1人だけ、住んでいる地域の道幅が狭いなどの場合は、セダンやジムニーなども選択肢に入れてもいいでしょう。スーパーハイトワゴンのような広い室内空間は必ずしも必要ないはずだ。
- 何人乗る?
- 子供は乗る?
- 本当に広い車が必要なのか?
- 高齢者の乗り降りはある?
- 荷物はどの程度載せる?
このあたりに重点を置きボディを選択するといいでしょう。
エンジン性能(ターボの有無)を決める
また、エンジン性能(ターボの有無)の選択も考慮する必要があります。
エンジン性能について大まかに言えば、ターボ機能の有無に分けられます。ターボ付きエンジンを選ぶと、快適な走りを期待できますが、その分価格も高くなります。
高速道路を頻繁に利用したり、坂道の多い地域に住んだり、体格がよく体重が重い場合などは、ターボ付きエンジンが適しているかもしれません。
弊社のお客様の中にも、車を購入した後で「やっぱりターボにすべきだった!」と後悔する声を時折耳にしますので、慎重に検討しましょう。
安全性能が十分な車種をピックアップする
最近の車はADAS(先進運転支援システム)と呼ばれる安全装備が充実しています。
衝突時の衝撃を軽減する安全ボディや事故を予防する自動ブレーキ、アクセルとブレーキの誤操作を抑制する誤発進抑制機能などがあります。年式の新しい車には最新の安全装備が備わっています。
例えば、最新の自動ブレーキは進歩した技術により、横断中の自転車や夜間の歩行者を認識することができます。しかし、年式の古い車ではこれらの装備がないか、精度が低い場合があります。
中古車を検討している場合は、安全装備がどの程度備わっているかを確認しましょう。
さらに、最新の軽自動車には快適な運転支援装備もあります。
例えば、信号待ち時に前の車が発進したことを知らせる「先行者発進お知らせ機能」や、走行中の道路標識を認識する「標識認識機能」があります。予算に余裕がある場合は、年式の新しい車を選びたいところ。
燃費が許容範囲かチェックする
燃費の良い車を選びたいところですよね。
特に広い車が必要ない場合は、燃費の良いダイハツミライースやスズキのアルトといった軽セダンを検討してもいいでしょう。軽セダンはスーパーハイトワゴンなどと比べると車重も軽く燃費が圧倒的にいいです。
車種 | 燃費 |
---|---|
アルト | 25.2Km/L |
ミライース | 25.0Km/L |
N-BOX | 21.2Km/L |
デザイン・カラー・オプションをチョイスする
車選びは何も燃費や安全装備、乗車定員、使い勝手がいい車を選ばなきゃいけないわけではありません。
遊び心のあるデザインや走行性能、魅力にある車はたくさんあります。
ライフスタイルに合えばどんな車でもOKなんです!
ジムニー
ムーヴキャンバス
コペン
またオプションも選びも重要。
新車購入時のオプションは「メーカーオプション」と「ディーラーオプション」の2種類があります。
ディーラーオプションは新車購入後でもあとからつけれますが、メーカーオプションは生産工場の生産ラインで取り付けをするため納車後の装着が不可能です。
後悔しないようにオプション選びも十分に検討しましょう。
予算内に収まるかチェックする
軽自動車を購入する際に重要な要素の1つは、予算内に収まるかどうかです。
予算を超えてしまうと、将来的な経済的な負担が増える可能性があります。そこで、以下の手順に従って予算内に収まるかどうかをチェックすることが重要です。
- 車両価格の比較
- グレードやオプションの考慮
- 自動車ローンやカーリースの検討
- 中古車の検討
- 買取査定の検討
使用用途などある程度ライフスタイルに合った車が決まったら、ライバル車との価格を比較しましょう。メーカーが違うと金額も大きく変わる場合があります。
良いグレードと欲しいオプションをつければ金額も比例して高くなります。予算オーバーの場合は必要最低限のものにしましょう。
自動車ローンやカーリースの検討もしましょう。自動車ローンやカーリースでは月の支払いが少額で済みます。注意点ですが、自動車ローンは高い金利では契約しないこと、カーリースは「最終的な支払額は高くなる」ことを認識しておく必要があります。
大きく予算オーバーをしている場合は中古車の検討もいいでしょう。登録しただけの新古車や走行距離が少ない新しめの中古車がねらい目。
また、今乗っている車を高く買い取ってもらうことも重要です。
今まで大切に乗っていた車を、安く買い取られることの無いように以下の記事をお読みください。
買ってよかった軽自動車の特徴と口コミ
これまで「買ってはいけない軽自動車」と「後悔しないための車選び」を紹介してきましたが、「買ってよかった!」というユーザーの声をご紹介します。
車内空間や収納が広く快適
N-BOX
N-BOXは「室内が広い!」っていう口コミが圧倒的に多いです。
スーパーハイトワゴンのN-BOX、広くて満足している人はたくさんいます。荷物がたくさん積めるだけではなく安全装備も充実しており、スタイルも抜群。何買っていいかわからない人はまず検討してもいい車でしょう。
N-VAN
荷物重視ならN-VANもアリ!
フロントシートもフラットになり、荷室スペースに早変わりできるのはバンならでは!自転車や小型のバイクなら載せることができますよ。
商用車なので、シートの座り心地は乗用車と比べて劣りますが、乗用車のように使用している方もたくさんいます。
N-VANはカスタム次第では可愛くもカッコよくもなるのでスタイル重視の方にも人気です。
スペーシアギア
キャンパーに人気あるのがスペーシアギア。荷物もたくさん乗るしデザインもかっこいい。
燃費が良くランニングコストを抑える
燃費がいい軽自動車の代名詞と言っても過言ではないミライース!気になる燃費は 35km/lを超えています。
燃費は使用条件によって違ってきます
通勤距離が長いなど燃費重視の方はミライースを検討していいでしょう。
デザインが最高!カーライフを楽しんでいる方
ジムニーでキャンプ、コペンはオープンカー、アルトワークスは走りを楽しんでいます。
写真を見るだけで楽しさが伝わるので説明はいらないですよね。
買ってはいけない軽自動車メーカーはあるの?長く乗れるメーカーとは?
買ってはいけない軽自動車メーカーはあるの?
結論から言うと、買ってはいけない軽自動車メーカーはありません。
軽自動車は、低価格で購入でき、維持費も安く、燃費も良いというメリットがあります。しかし、軽自動車にはいくつかのデメリットも存在します。
たとえば、車内のスペースや収納が狭い、安全性能に不安がある、パワーが不足しているなどが挙げられます。
日本の軽自動車メーカーは「ダイハツ」「スズキ」「ホンダ」「ミツビシ」などがあり、これらのメーカーは世界的にも高い評価を受けています。2021年の日本自動車耐久品質調査では、これらのメーカーが上位を占めました。
要するに、買ってはいけない軽自動車メーカーは存在せず、日本の自動車メーカーはどのメーカーも品質が優れており、長期間乗ることができると言えます。
長く乗れるメーカーとは?
できる限り長く乗りたいとおもうユーザーも多いでしょう。
では長く乗り続けることができるメーカーやそうではないメーカーはあるのでしょうか?
20年以上車屋で働いていますが、このメーカーだから長持ちしないとか、このメーカーの車は20万キロは故障なしで乗れる!なんてことはありません。
個々のモデルや製造年によって耐久性や信頼性は異なることや、使用条件もかなり影響します。一概に「このメーカーなら長く乗れる!」というものはありません。
日ごろのメンテナンスをしっかりして、長持ちするように心がけましょう。
軽自動車の中古車は買ってはいけない?メリットとデメリットを徹底解説
軽自動車の中古車は買ってはいけない?
軽自動車の中古車を購入する際、多くの人が悩むのが「買ってはいけないのか?」と不安になりますよね?
もちろん「軽自動車の中古車を買ってはいけない」なんてことはありません。
軽自動車の中古車は、新車と比べて手頃な価格で購入できる魅力がありますが、注意点や購入のポイントもあります。その辺を解説していきますね。
軽自動車の中古車のメリットとは?
中古車を選択するメリットはもちろんあります。
- 新車に比べ価格が安い
- 納期が早い
新車に比べて価格が安く、購入費用を抑えられる
軽自動車の中古車は、新車に比べて価格が安いです。
初めての車や予算の制約がある場合には、中古車が選択肢として魅力的です。購入費用を抑えることができるため、他の用途にお金を回すこともできます。
納期が早い
新車の場合、注文から納車までに時間がかかることがあります。最近新車を収めたものでは、ジムニーは1年待ち、ムーヴキャンバスは6カ月待ちです。
しかし中古車の場合は、即座に購入して運転できることが多いです。
急いで車が必要な場合や、交通事情や移動の必要がある場合には、中古車の納期の早さは大きな利点となります。
軽自動車の中古車のデメリットとは?
気になるのはデメリットです。以下のようなデメリットがあります。
- 品質や性能が劣る場合がある
- 故障のリスク、メンテナンス費用がかかる
- 保証期間が短い
新車に比べて品質や性能が劣る可能性がある
中古車は、一定の走行距離や年数を経ています。
古いエンジンや機械部品の摩耗は燃費悪化もあるでしょうし、内装やゴムの部品は劣化していて見栄えが悪いこともあります。
購入前にしっかりと車両の状態を確認し、予想される修理や交換の必要性を把握することが重要です。
故障や修理のリスクが高く、メンテナンス費用がかかる可能性がある
中古車は当然、故障や修理が起きるリスクが高くなります。
特に過走行な車や適切なメンテナンスが行われていなかった車では、部品の摩耗や故障の可能性が高まります。修理やメンテナンス費用がかかることを予想し、十分な予算を確保しておく必要があります。
中古車を選ぶ時の注意点
中古車を選ぶ際には、以下の注意点に注意を払うことが重要です。
走行距離と年式のバランスを考慮する
走行距離が少なく年式は新しい方が良いのですが、その分値段が高くなってしまいます。
あなたのライフスタイルや車に求めるものと走行距離、年式、価格のバランスを考慮しましょう。
また必ずしも高年式の低走行がベストではありません。具体的な車両の状態やメンテナンス履歴を確認することが重要です。
車両の状態を確認する
事故歴や修理履歴、整備記録などを入手し、車両の状態を詳細に確認しましょう。特に重要な部分(エンジン、ブレーキ、サスペンションなど)のチェックを怠らないようにしましょう。
購入先の信頼性を確認する
中古車販売業者や個人売買の相手方の信頼性を確認しましょう。実績や口コミを調べたり、信頼できるディーラーや販売店を選ぶことが大切です。
テストドライブ(試乗)を行う
購入を検討している中古車は、できるならばテストドライブ(試乗)を行いましょう。走行性能や異音、振動などを自身で確認することで、車の状態をより具体的に把握できます。
車の保証やメンテナンス履歴を確認する
中古車の保証内容やメンテナンス履歴をできるだけ詳細に確認しましょう。
車の過去の事故や修理履歴、定期的なメンテナンスの実施状況などがわかることで、将来的なトラブルのリスクを把握することができます。
車購入を検討されている方へ
車の乗り換えを検討している時は、新しい車の事しか頭にないと思いますが、車の乗り換え時にはまず車を高く売る準備をしましょう。
こうすることで買い替え時に安く下取りされることを防げます。
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