この記事ではN-BOXのアイドリングストップシステムの警告灯の消し方、バッテリー交換後の初期化手順を書いています。
アイドリングストップシステムの警告灯は点灯していないがアイドリングストップがしなくなったって方はこちらの記事をお読みください。

どんな時にアイドリングストップシステム表示灯、警告灯が点灯するのか
ホンダ N-BOX
アイドリングストップランプ(オレンジ色)のランプが点灯する。
オレンジ色のランプの名称は「アイドリングストップシステム警告灯」です。
また緑色のランプの名称は「アイドリングストップシステム表示灯」です。
■アイドリングストップシステム表示灯(緑)が点灯する
・アイドリングストップシステムが作動しアイドリングストップしたとき
■アイドリングストップシステム警告灯(オレンジ)が点灯する
・アイドリングストップシステムに異常がある
・バッテリーが劣化
・スタータの作動回数が設定値を超えた
アイドリングストップシステム警告灯が点灯する場合は圧倒的にバッテリー劣化が多いです。
ご自分でバッテリーを交換する際の注意点等を以下にまとめてあるのでご覧ください。
バッテリーの交換、初期化作業手順
【注意点】
バッテリー劣化が原因でアイドリングストップシステム警告灯(オレンジ)が点灯している場合は新品バッテリーに交換してもすぐにアイドリングストップシステム警告灯(オレンジ)が点灯しまう場合がある。
【原因】
新品バッテリーに交換しても、車両側のコンピューターニバッテリー劣化判定が記録されており、内部抵抗値が消去されないためにアイドリングストップシステム警告灯(オレンジ)が点灯してしまう。
【発生のメカニズム】
車両コンピューターはエンジンを始動するたびにバッテリー内部抵抗値を更新、記録しています。記録された直近4回分の内部抵抗値の平均値が、しきい値を超えると車両コンピューターがバッテリー劣化と判定します。
【対策】
アイドリングストップシステム警告灯(オレンジ)が消灯するまで以下の初期化手順を繰り返します。車両コンピューターに記録された内部抵抗値が更新され、アイドリングストップシステム警告灯(オレンジ)が消灯します。
バッテリー交換後の初期化作業手順
① エンジンスイッチ「OFF」⇒「ACC」⇒「ON」⇒エンジン始動
② アイドリングで1分程度放置後、「OFF」にする。
アイドリングストップシステム警告灯(オレンジ)が消灯するまで①~②を4回繰り返す。
※エアコンやオーディオ、各種ランプをOFFにして電気負荷をなしにします。
※バッテリー交換する新たなバッテリーは12.5V以上あるものを使用すること。
※この手順を4回以上繰り返し行ってもアイドリングストップシステム警告灯(オレンジ)が消灯しない場合は、他に原因があると思われます。
たとえば
・アイドリングストップシステム自体に異常がある。
・スターターの作動回数が設定値を超えた。
・電子部費の配線が直接バッテリーのマイナス(-)端子に接続されていて車両コンピューターがバッテリー劣化と誤検知している。
まとめ
■ アイドリングストップシステム警告灯(オレンジ)の点灯を確認
■ バッテリーの状態を確認。(CCAテスターがない場合は使用年数で判断してください。3年以上使っている場合は交換しましょう。)
■ バッテリーを交換する。
■ 初期化作業を実施。
■ アイドリングストップシステム警告灯(オレンジ)が消灯するのを確認する。
以上となります。
アイドリングストップシステム警告灯(オレンジ)が点灯してもディーラーや整備工場に持ち込むこともなくバッテリ-交換と簡単な初期化作業でランプ消去が出来ます。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
ちなみに弊社でバッテリーを交換する費用は工賃込で¥14000です。
ネットで買うと結構安い。。。
また車検に関するお得な情報なども発信していますので、ご覧ください。


タイヤをネットで買って節約する方法はこちら
