うっかり車検が切れていた!こんな時は運転は絶対にしないでください。
なぜなら車検切れと自賠責保険切れで事故を起こすと、一発で免許取り消しになるくらい厳しい罰則があるからです。
では車検切れの車をどうやって車を整備工場に運べばいいんだろう?
- 車は引き取りに来てくれるのかな?
- 費用はどのくらいかかるのかな?
- すぐに車を使いたいんだけど!
など不安ありますよね?
そこで車屋の私が車検切れになった車の運び方を解説しますね。
車検切れの車を運ぶ方法としましては主に
- 仮ナンバーを借りて自走する
- 積載車で運ぶ
この2つです。
ちなみに車検切れの車を牽引、もしくはレッカー移動(前輪もしくは後輪を持ち上げる方法)は違法となります。またJAFも車検切れの車を整備工場へ移動する目的では出動してくれません。
仮ナンバーを借りて自走する
仮ナンバーとは自動車の車検が切れている車を、整備や検査のために運行する自動車臨時運転許可のことです。
単に車検切れの車を走行するためには貸し出しされません。あくまで整備や検査のための運行が目的となります。
仮ナンバーは各市町村役場で借りることができ、必要なものは以下の通り
- 車検証(抹消登録証明書など)
- 運行期間を含む自賠責保険証明書(原本)
- 手数料:750円
- 窓口に来る人の本人確認書類
- 印鑑
ちなみに私の住む地域では税務課が担当です。
ここで注意しておきたいところはあらかじめ自賠責保険の期間は25ヶ月(乗用車の場合)が必要です。車検取得に必要な期間は24ヶ月あればいいのですが、移動や整備で1日でも過ぎれば24ヶ月無くなるためですね。
無事に仮ナンバーを借りることが出来ましたら、整備工場などに持ち込むようにしましょう。
しかし仮ナンバーを借りるには、説明したように自賠責保険の加入の手続きをするために自賠責保険取扱いの車屋さんと、仮ナンバーの申請にお住まいの市町村窓口へ出向く必要があります。
車検が切れて身動きが制限されているうえに少々手間がかかるんですね。
家族の車を借りれる状況ならいいですが、そうでない場合はやはり面倒ですよね。身動きが取れない場合や面倒だと感じた場合は次の「積載車で運ぶ」を選択肢に入れてもいいかと思います。
積載車で運ぶ
「車を運ぶ」といた時にまず思いつくのが積載車ではないだろうか?中には運びたい車のエンジンがかからない場合もあることでしょう。そのような車はこの積載車で整備工場まで運ぶことがベストだと思います。
しかしデメリットもあります
- 積載するのに作業スペースが必要となる
- 有料になる場合がある
- 整備工場によっては積載車を保有していないことがある
必要最低限の作業スペースの確保が必要になるのは言うまでもありませんよね。軽自動車しか入れないようなところには積載車の大きさを見ればわかると思います。
また料金ですがこれは整備工場によってまちまちだと思います。私の会社ではそもそも積載車を保有していませんのでそういったところではレッカー業者を頼むなどしますからその分の料金は発生してしまします。1万円~といったところでしょう。
積載車をレンタカーで借りて自分で運ぶなどといったことも可能ですが、費用の面や慣れない作業で事故などの懸念もありますのでオススメはできません。
ですが、積載車を保有しているところは、当たり前のようにサービスで運んでくれるところもあるのが事実です。そういった整備工場を探してみるのがいいですね。
「そういった整備工場を探してみるのがいいですね。」
とはいったものの簡単に探せれば苦労はしないので私が少しお手伝いをします。しかも車検を安く受けれれば尚いいですよね?
引き取りと納車のサービスがある車検工場を探す
車検切れの車の主な運び方は「仮ナンバーを借りる」と「積載車で運ぶ」でしたが、ユーサーの立場で考えると、結局どっちでもいいから安くて面倒ではない方法で車検を取ってくれよ!
これに尽きますよね?
ということでそのようなところをお教えしますね。
私がこのサイトで何度か紹介している楽天Car車検では「引き取り・納車」をサービスでやっている整備工場が一目でわかるようになっています。
しかも郵便番号を入力して検索をしますので最寄りの整備工場が見つかるんですね。
整備工場によって積載車で引き取りをするのか、仮ナンバーで引き取りをするのかや、有料なのか無料なのかが違ってきますので、確認する必要はあります。
さらに車屋の私がこの楽天Car車検を進めす理由があるんです。それは車検自体の価格ですね。といいますのも私の整備工場と比べると約3万円ほど安いんです。
基本の料金が安いのでとても価格では勝てないといったところですね。車検代を少しでも節約したいといった方は活用してみてください。
車検有効期限の確認
最後に補足として車検の有効期限の確認方法について解説しますね。
車検の有効期限の確認方法は主に2つ。
- フロントガラスに張られたステッカーで確認
- 車検証で確認
フロントガラスに張られたステッカーで確認
車検証のステッカーは車内からすぐに確認できる方法です。車内からは日付までわかりますが、外側からでは年と月までしかわかりません。
車検証で確認
当然車検証からでもわかりますよね。
上記の車では平成31年の12月23日までは車検は有効ですが、24日になると車検が切れると言う事になります。車検の有効期間を変えない「継続検査」では車検満了日の1か月前から受けることが出来ます。
車検切れになりますと同時期に自賠責保険切れになります。この状態で交通事故を起こすと大変なことになりますので車検切れの車の運転は絶対にしないでくださいね。
具体的にどうなるのかはこちらの記事で書いています。
まとめ
車検が切れた車の運び方を紹介してみました。そもそも車検が切れるとこのように厄介ですのでできれば車検が切れる前に余裕をもって検査したいところですね。
すでに切れている方は引き取りしてくれる業者を探しましょう。さらに車検代を節約したい方は楽天Car車検を活用してみてください。
楽天Car車検って信頼できるの?なんて方は、こちらの記事で詳しくは楽天Car車検を解説していますのでご覧くださいね。