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ステップワゴンのバッテリー(N55)交換は高額?

今回はRP3ステップワゴンのバッテリーを交換をしたのでレポートします。

  • ステップワゴンのバッテリー交換ってどのくらいの金額するの?
  • 自分で作業はできるの?
  • 交換時期ってどのくらい?
  • 最近アイドリングストップしなくなった

などなど、

この記事ではステップワゴンのバッテリーに関することを書いていますので、バッテリー交換の金額が気になる方や自分で交換してみたいなんて方は参考にしてください。

目次

バッテリーの交換時期の目安は?

車検整備の中でバッテリーテスターにてバッテリー診断をしたところ、「バッテリー劣化」が出ました。

ステップワゴンについているバッテリーは、「UN55」というアイドリングストップ車専用のバッテリーで、従来の物よりはバッテリーの持ちはよくなっています。

しかし消耗品に変わりはないので定期的な交換が必要になってきます。

個人的な主観ですがアイドリングストップ専用バッテリーでは5年が交換目安と思っています。

これは私の経験から判断したものですが、5年経ったアイドリングストップ専用バッテリーにバッテリ-テスターで診断するとかなりの高確率で劣化判定がでます。

今回の車両も劣化判定が出ましたので交換することにしましました。

バッテリー交換の金額の目安は?

そして次に気になるのは「バッテリーを交換すると総額いくらかかるのか?」ですよね。

個人的に価格調査して、表にまとめてみました。

N55参考価格
ディーラー29000円
カー用品店27000円
弊社24000円
ネット通販12000円

※互換性のあるN55で比較
※別途工賃が掛かります

表を見てみると分かるのですが、ネット通販のバッテリーの価格は断トツで安いです。

(まずは価格をチェックしてみてください)

今バッテリー上がりを起こしている状態であれば、最寄りの整備工場やカー用品店でバッテリーを交換することをオススメしますが、予防整備でバッテリー交換を検討の方は、自分でバッテリーを替えてみるのも1つの手ですよね。大きな節約になります。

そこで簡単ではありますが、交換方法も記載しておきますので、自分でメンテナンスをしたいという方はチャレンジしてみてください。

交換方法

まずステップワゴンではバッテリーの上にダクトが付いていますので、クリップを外しダクトを取り外します。

バッテリーを固定しているステーを10ミロのナットを緩めて取り外します。またバッテリーのプラスとマイナス端子を緩めます。(まだ取り外さない!

バッテリー端子を取り外してしまうと

  • 時計の設定
  • パワーウインドウの再設定
  • ナビゲーションのパスワード設定

などが必要となり手間がかかりますので、一時的に車両へ電源供給をするのがベスト。私は予備のバッテリーをつなぎますが、一般ユーザーの方はバックアップ用の用品があるので活用するのがいいでしょう。

後は新品のバッテリーに入れ替え、逆手順で元に戻します。この時交換の日時をバッテリーに記入しておくと使用期間がわかります。

これでバッテリーの交換は終了ですが、最後に積算値のリセットをしておきましょう。

バッテリー交換後は電流積算値リセットが必要

バッテリー交換後には電流積算値リセットが必要です(アイドリングストップ車)

この電流積算値リセット作業をしないとアイドリングストップしない可能性があります

電流積算値リセットとは?

アイドリングストップ車はバッテリーが弱ってくるとアイドリングストップを禁止します。(アイドリングストップをさせない)

これは何度もエンジン始動を繰り返すアイドリングストップで、バッテリーにさらなる負担をかけることを避けるためです。

では車両側がどうやって「バッテリーが弱い」と判断するのでしょう?

それは電流積算値と言われるバッテリーの内部抵抗値で判断されています。

残念ながら新品バッテリーに交換しただけでは車両側は「バッテリーが新しくなった」と判断できないため、新品バッテリーに交換してもバッテリーは弱っていると判断し続けてしまいます。

なのでバッテリー交換後は手動で電流積算値をリセットし車両側に「新品バッテリーですよ!」と知らせる必要があり、この作業が電流積算値リセットとなります。

電流積算値リセット手順

少し難しく感じるかもしれませんが、リセット作業は特別な機器が必要なく誰でもできる難易度なのでチャレンジしてみてください。

ステップワゴン(RP3)の電流積算値リセット手順を記載しておきます。

  1. 電気負荷をすべてOFFにする
  2. ENGINE START STOP スイッチをACCモードにする
  3. ENGINE START STOP スイッチをONモードにする
  4. エンジンを始動し、アイドリング状態を1分間保持する
  5. ENGINE START STOP スイッチをOFFモードにする
  6. ステップ②〜ステップ⑤を4回繰り返す

経験から言いますと、エンジン始動後のアイドリングは1分間しなくてもリセットされます。(10秒くらいでもOK)

リセット確認

リセットの確認はスキャンツールでしか見れませんが、一般ユーザーはアイドリングストップをしているかで判断すればよいでしょう。

診断機での確認を紹介しますね。

バッテリー交換前はバッテリー劣化と判断し、アイドリングストップは「禁止」となっています。

電流積算値リセット後はバッテリー劣化判定が「正常」になっていて、しっかりリセットされていることが確認できます。

まとめ

今回はステップワゴンのバッテリー交換について紹介ました。

簡単にまとめてみますね

  • 金額は2.5万円〜3万円が相場
  • 自分で交換するのであれば節約できる
  • 交換時はバックアップを取る
  • 交換後は電流積算値をリセットする

バッテリーは消耗品ですが、ディーラーなどで交換すると3万円ほどするので手痛い出費です。ですが、車を所有している限りバッテリーを交換しないという選択肢はあり得ません。

バッテリー上がりで痛い目を見ますからしっかり予防整備をしておきましょう。

今回紹介したように、バッテリー交換は一昔前よりは難易度が上がっているもののまだまだユーザーができる範囲の整備内容です。

節約したいなと思う方はチャレンジしてみてください。

まずは大手のサイトの価格をチェックしてみてください。どのくらい節約できるかわかりますよ。

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