車検で入庫したRK5のステップワゴン
信号待ちなどで異音がするのでついでに直してほしいというご要望です。
この記事ではステップワゴンの異音修理の様子と修理費用について書いていますので参考にしてください。
車両情報
- 車種:ステップワゴン
- 年式:H25年
- 型式:DBA-RK5
- 距離:5万キロ
異音の確認
入庫時に音を確認しましたが結構音が大きいです。
注意:大きな音が出る可能性あり!
↓
ステップワゴンの異音(YouTubeに飛びます)
機械的な音で
カチャカチャというか、カタカタというか
そんな感じですよね。
音が出る条件としては、エアコンONの状態で信号待ちなどのアイドリング時です。
原因はわからないのですが、私の経験で言うとファンベルトのオートテンショナーが1番怪しいです。
修理
オートテンショナーの交換
修理と言ってもオートテンショナーの交換です。
交換要領は
- ファンベルトの取り外し
- オルタネータの取り外し
- オートテンショナーの取り外し
となります
RK5ステップワゴンのファンベルトの取り回しです。
取り外す前に取り回しをしっかり頭に焼き付けます。もしくは写真ね。
組み付け時にアレっ?どんなんだったっけ?て必ずなりますから。
ベルトの取り外しは奥にある17ミリのナットに工具をかけテンションをかけます
結構固いので鉄パイプで延長します。向って右側にレンチを動かします。
するとファンベルトが緩み外れます。
オートテンショナーの固定ボルトはウォーターポンププーリーを取り外さないとアクセスできませんが、ウォーターポンププーリーはオルタネーターを外さないと外れません。
何事も順番が大切です。
オルタネータを外しましたが、プーリーは結構知恵の輪ですよ。
ようやくオートテンショナーにアクセスできます。
ちなみにこいつが取り外したオートテンショナーです。オイルの力でベルトの張力を維持します。
ダンパーの中にはオイルが入っています。漏れていた形跡などは全くありませんでしたが、いわゆるヘタリで張力が緩みテンショナーが暴れ異音がするんですかね?(憶測)
作業は取り外しの反対の順番で組み付けるだけです。
異音止まらず
オートテンショナーを交換しましたが、結果音は小さくなったけどまだ異音がずる時があります。
各方面に情報収集したところ、ベルトでセットでの交換が望ましい。という見解でした。
それは、わかっていたんですけどね。ノゾマシイのは。。。
ただファンベルトまだ使えそうじゃんってことで、今回は交換見送りにするつもりだったんですよ。
しょうがないので、ファンベルトも新品に交換すると、音はピタッと止まりましたよ。
という事で、ケチらずセット交換が望ましい。という事です。
ファンベルトも多少伸びて異音の原因になってたのかな?
費用
今回異音修理にかかった費用を見てみましょう。
オートテンショナー | 9300円 |
ファンベルト | 4560円 |
工賃 | 8500円 |
合計 | 22360円 |
※レバーレートは¥8500で計算