ムーヴのパワーウインドウ不良で入庫。
症状
- パワーウインドウが動いたり動かなかったりする
- パワーウインドウスイッチの感触がおかしい
目次
パワーウインドウ作動不良修理
ダイハツ系では定番の修理ですね。
スイッチの感触がおかしくなるので、パワーウインドウが動かなくなるのはマスタースイッチが原因だとユーザーさんでもすぐにわかると思います。
具体的にどんな感じになるのかと説明しますと、運転席側のオート付きのスイッチを押したり上げたりした場合、元の位置までスイッチが戻ってくるのが正常なのですが、それが押した(上げた)位置から戻ってきません。
何度かやっていると最初は動いていたガラスが全く動かなくなるという症状です。
悪い部品はわかっているのでマスタースイッチを交換して作業は終了です。
パワーウインドウマスタースイッチ交換費用
この手の部品はダイハツでは結構値段設定が安く良心的です。
部品代 | 工賃 | 合計 |
¥7400 | ¥1700 | ¥9100 |
マスタースイッチを分解して原因を探ってみる
だいたい想像はつきますが一応分解して原因を探ってみます。
「A」と表示があるボタンがドライバー側のスイッチで不良個所です。
このスイッチの裏側を見てみると白いプラスチックの部品が折れています。
経年劣化でしょうね。
この白いプラスチックの部品は内部にバネが入っており、スイッチを押す(ガラス下降)もしくは上げる(ガラス上昇)動作をした後に元の位置まで戻す役割があります。
プラスチックが折れたことによりスイッチが元の位置まで戻らず作動不良をおこしていたのですね。
また内部の接点も各部、黒く焦げておりいつ接触不良になってもおかしくない状態でした。
ガラスが動いたり動かなかったりはこの接点の可能性が高いですね。
純正でもいいですが、社外品は安価で交換できますよ。