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プロが教えるフィルムアンテナの貼り方

フィルムアンテナ

個人でなぎゲーションを取り付ける場合、1番不安に思うのがフィルムアンテナの貼り方ではないでしょうか?

私はこれまで100台以上フィルムアンテナを貼ってきましたので、その経験を元に今回はフィルムアンテナの貼り方の方法、コツを教えていきたいと思います。

目次

フィルムアンテナを貼る前の準備

フィルムアンテナを貼る前にいくつか注意点を解説します。

保安基準に適合するように

まずは国土交通省の定める保安基準に適合する位置に取り付けましょう。

アンテナの給電部分はフロントガラスの端から25mm以内の貼らなければなりません。

画像出典:パイオニア株式会社フィルムアンテナの貼り方

ピラートリムと干渉しないように

フィルムアンテナの取り付けはピラートリムを外しますが、トリムを取り外す前にセラミック部分(ガラスの黒い所)がどの程度出ているかをチェックします。

これは最終的にピラーと干渉しないように貼り付けをする必要があるためです。

ピラーを外した状態ではなるべく端のセラミック部分に寄せて貼りたくなります。

それですとピラーを装着する時にフィルムアンテナと干渉しちゃうんです。なのでピラーが付いてる状態で貼り付け位置を確認する必要があります。

他の機器や点検ステッカーと干渉しないように

フロントガラスには「自動ブレーキシステム」「ドライブレコーダー」「ETCアンテナ」など様々な機器が付いている可能性があります。

それらの他機器からノイズを受けて受信感度が下がることも考えられますので、なるべく離して取り付けるようにします。

テレビアンテナ同士も10㎝ほど離します。

また右ハンドルの場合左上にテンケンステッカーが貼ってありますので、それも避ける位置にします。

埃やゴミが入らないようにする

最後は見た目の問題ですが、フィルムを貼る際にゴミがフィルムについてしまった場合は、エアー(気泡)が入る原因となります。かなりかっこ悪いのでゴミが入らないように取付します。

貼り方

それではふフィルムアンテナを貼る実践に移りますね。今回はパナソニックのナビゲーションに付属するフィルムアンテナで解説しますが、どのメーカーでも基本的には同じです。

ガラス面の清掃

まず付属のガラスクリーナーでガラス面を拭き綺麗にします。

これはフィルムの接着を良くするように脂分を取り除く脱脂の意味と余分な汚れを取り除く2つの意味がります。

クリーナー自体は小さなゴミを取り除けるような形状になっています。スマホとか拭くアレと一緒です。

フィルムアンテナのチェック

次はフィルムアンテナをチェックします。

新品でも中には既にゴミが接着面に貼りついている可能性があります。

また小さなゴミは普通に付着していますので、貼り付け面に入らないようにここでしっかり除去します。

静電気でゴミは寄ってきますので、少し濡れたウエスなどで拭いとるとイイですね。

剥離シールを先に剥してみる

貼り付ける前に1度剥離シールをはがしてみます。

フィルムには強力に貼りついていてなかなか剥がれないものもあるので、そのようなフィルムは作業性が悪く最悪フィルムの折れなどの原因となります。そういった予防のために1度剥しておくのが作業性がイイです。

位置決め

いよいよ貼り付けですが、位置決めには簡単な固定をマスキングテープなどでします。固定することにより斜めに貼り付けることを予防します。

貼り付け

貼り付けは剥離シールを順番に剥しゆっくりと貼ります。

位置決めで固定していますので余計な力をかけずに貼ればまっすぐになります。

もう1つの剥離シールも剥して同じように貼ります。

1度剥していますのでスムーズに剥がれると思います。

アンテナコードを貼り付けてピラーを元に戻せばフィルムアンテナの貼りつけは終了です。

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