アウディのQ5のオイル交換を実施しましたのでレポートします。
- どんなオイル使ったらいいの?
- いくらくらいかかるの?
- 自分で交換する場合の注意点は?
こんな疑問に答える内容となっています。
アウディのオイル交換手順
煽れではオイルを抜くところから、オイル交換時期のリセットまで紹介していきます。
オイルの抜き方

まず車をリフトアップさせアンダーカバーを取り外します。すると出てくるのがエンジンオイルのドレンです。(写真上)
私も初体験の樹脂製のドレンでした。
アウディQ5のオイル交換をしましたが、オイルドレンがなんと樹脂製
初体験で
「どうやって外すの?」
って戸惑いました。普通に回して外れましたが、コレで漏れないのか心配になりますね。
— 整備士ノート (@seibishinote) November 6, 2019

専用工具があるみたいなのですが、写真のようにバッテリーメンテナンス用のコインドライバーで簡単に外れます。
簡単に外れるから心配になる古い整備士です。

外れたドレンはゴムパッキンが付いていますので再使用不可。

ご自分でオイル交換をされるのであれば、ドレンプラグをあらかじめ用意しておいてください。

オイル選び

基本的には純正で使用しているエンジンオイルを使うのがベストです。
アウディの純正オイルはフォルクスワーゲンとカストロールが開発した専用のオイルとなっています。
取扱説明書を見れば、どのオイルが適合しているのかが記載されていますので、同じものを入れるのが間違いありません。
今回のQ5は以下の2種類の純正オイルが適合。
- VW504 00(ロングライフ)5w-40
- VW502 00 5w-30
VW504 00は1年、15000キロまでは無交換でOKなロングライフタイプとなっています。
ですが、弊社では今回純正のオイルではなくワコーズの「プロステージ-S」を使用することにしました。
プロステージにした理由は
- アウディに対応している
- ロングライフのような性能は要らない
- 弊社に在庫がある
- 純正vw504より価格が安い
このような理由です。
粘土は10w-40では硬いので0w-30を混ぜて5w-35くらいになるようにして使いました。

オイルの規定量は?
Q5(2.0ℓ)のオイル量は4.6ℓです。
車種によってオイル量に違いがありますから、下調べをしてからオイルを仕入れましょう。
オイル注入の注意点
後はオイルをエンジンに注ぎいれるだけですが、ここで注意点があります。

フィラーキャップを開けるとわかるのですが、注ぎ口がかなり小さいです。
大きめのオイルジョッキでそのまま注ぐとこぼれますので、私は小さなオイルジョッキに移して入れるようにしています。

初めてオイル交換をする人は高確率でオイルを溢れ出してしまいます。
オイルの規定量は4.6ℓですが、入れ過ぎを防止するため4.0ℓを入れてから微調整します。
レベルチェック方法
今回の車ではオイルレベルゲージが無いタイプなんので、エンジンオイル交換後のオイル量のチェックは車両のセンサーによる測定でのチェックになります。

右下の「CAR」を押して「整備点検」を選択

「オイルレベル」を選択
エンジン暖気後にエンジンを切り2分待ちます。

するとオイルレベルが表示されます。

今回は規定量より少な目で入れましたので、オイル量は規定値内ですが、0.5ℓくらい足します。

補充してから再測定したらいい感じですね。
オイル交換時期のリセット方法
量のチェックが終わったら、オイル交換時期をリセットします。
リセットは
- 整備点検
- オイル交換の時期のリセット


簡単にリセットできます。

オイル交換までの距離数はロングライフ(15000キロ)が基準になっていますので、5000キロを目安に交換するようにします。
費用はいくらくらい?
今回かかった費用は
エンジンオイル ¥1800/ℓ | 4.5ℓ | ¥8100 |
ドレンプラグ | 1 | ¥1100 |
工賃 | - | 無料 |
合計 | - | ¥9200 |
※弊社ではオイル交換の工賃がかかりません
ディーラーでオイル交換をすると
エンジンオイル ¥2420/ℓ | 4.5ℓ | ¥10890 |
ドレンプラグ | 1 | ¥1100 |
工賃 | - | ¥4800 |
合計 | - | ¥16790 |
こんな感じで多少節約できますね。
まとめ
アウディQ5のオイル交換を紹介してきました。
オイル交換には、ジャッキやオイルジョッキなど多少の設備投資が必要になってきますが、サンデーメカニックでも出来るレベルの整備なので自信がある方はオイル交換やってみてください。
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