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ブレーキパッド交換費用や交換時期は?

車のブレーキは走行している車を止めるという重要な役割がありますが、今回はそのブレーキのパーツであるブレーキパッドの交換について紹介します

  • 費用はいくらくらいかかるの?
  • 自分でできないかな?
  • 交換時期っていつ頃かな?

なんて疑問がある方はご覧ください

目次

交換にかかる費用は?

まず気になる整備工場でのブレーキパッドにかかる交換費用をご紹介します

軽自動車の場合

N-BOXを例に出します

車検・点検時通常時
ブレーキパッド¥6900¥6900
工賃
(作業点数)
¥3400
(0.4)
¥7650
(0.9)
合計¥10300¥14550

※1H当たり8500円の計算
※日整連の自動車整備標準作業点数に基づく

ブレーキパッドの交換は「部品代+工賃」となりますが、車検や点検時にはブレーキパッドを取り外す作業が基本点検に含まれますので、工賃が割安に設定されています。

ご覧のように車検・点検時には約半額程度になります。しかしあくまでも交換工賃は自動車整備工場が独自の価格を決めていますので参考価格として考えてください。

と言うのもそもそも上記の金額は1時間当たり8500円で計算していますが、7000円のところもありますし、10000円のところもあります。

また車検・点検時にはブレーキパッドを取り外す作業があるので、工賃自体を取っていないところもありその場合は6900円と言うことになります。

普通車の場合

ではもっと大きな車の場合はどうでしょう?

トヨタのヴェルファイア(ANH20W)でみてみよう

車検・点検時通常時
ブレーキパッド¥10700¥10700
工賃
(作業点数)
¥4250
(0.5)
¥8500
(1.0)
合計¥14950¥19200

※1H当たり8500円の計算
※日整連の自動車整備標準作業点数に基づく

やはり車(ブレーキ)が大きくなるとブレーキパッド自体の価格も高くなります。

外車やスポーツタイプの車はさらに割高!

注意したい点は外車とスポーツ車です。

国産のスポーツカーでブレンボなどの高性能ブレーキシステムの装着車は、ブレーキパッドが高額になるケースがあります。

以前ランサーエボリューション(ランエボ)のブレーキパッドを純正品で見積もりを取ったところら、フロントで4万円、リヤで4万円と合計8万円の見積もりが出ました。

また外車の場合はブレーキパッド交換時にパッドセンサー(5千円前後)、ブレーキローターの交換が必要になる場合があるので高額になるケースがあります。

日本車では消耗品という頻度では交換しませんが、外車の場合ローターが減るような材質を使用しているためで、価格は1枚あたり1~2万円前後します。

このようにスポーツカーや外車の場合は、ブレーキに関するメンテナンス代が高額になる可能性があります。

社外品などをうまく使うことで費用を抑えられますのでうまく活用しよう。

余談ですが、外車の場合はブレーキのダストを抑えるパッドもあるのでホイールの汚れが気になる方はオススメです。

自分で交換作業できる?

車種によってはブレーキパッドの交換はお金のかかるメンテナンスとなりますが、「これ自分でやれば安くできるんじゃない?」そう思う方もいるかもしれませんね。

ではブレーキパッドの交換は自分でもできるのでしょうか?

法律的な観点でみると、自分の車のブレーキパッドを交換する分には違法性はありません。しかし他人のブレーキパッドを交換することは分解整備にあたり、認証工場又は指定工場での交換作業でないといけません。

第四十七条 自動車の使用者は、自動車の点検をし、及び必要に応じ整備をすることにより、当該自動車を保安基準に適合するように維持しなければならない。

引用:道路運送車両法

とはいえ実際のブレーキパッドの交換作業は、ブレーキキャリパーのピストンの押し戻しに専用工具が必要だったり、押し戻しの際にブレーキフルードが一時的に増えますのでフルードの調整等が必要になります。

さらに最近では電動パーキングブレーキが付いている車両もあり、専用の診断機で電動パーキングブレーキの解除を行う必要もあります。

必要な工具を持っていて、必要な知識を持った人がブレーキパッド交換作業する分には問題はありませんが、そうでない場合は自動車整備工場にお任せするほうが良いでしょう。

安くしたい!という気持ちはわかりますが、車のブレーキは重要保安部品です。1つの作業ミスなどでブレーキが効かない!なんてことも起こりえますので、安全をお金で買っているという意識でプロに任せメンテナンスをしてください。

ブレーキパッドの交換時期は?

次はブレーキパッドの交換時期に関する目安をお伝えしますね。

パッド交換時期
10mm新品
3〜4mm交換時期
1〜2mm危険!即交換

「ブレーキパッドの交換時期の目安は、ブレーキパッドの残量が3〜4mm」です。

1mm以下になりますと、ブレーキング時にキーキーと音をさせ異常を知らせる仕掛けがパッドに施されている場合がありますが、その前に交換するのが望ましいです。

しかし一般的には常に自分の車のブレーキパッドが何ミリかなんて、把握している人は少ないですよね?

車検時の24ヶ月点検、1年毎に行う12ヶ月点検時にプロの整備士がブレーキパッドの交換時期を知らせてくれますのでその辺安心できます。

逆に格安車検やユーザー車検をした場合、12ヶ月点検をしていない場合などはブレーキパッド交換時期を過ぎている可能性もありますので要チェックです。

といいますのも車検の検査ではブレーキパッドの残量は検査項目に入っていないので、例え残量1mmでも車検は通ってしまうんです。

車を安全に乗り続けるには、メンテナンスが必要ということですね。

車検はもちろん12ヶ月点検もしっかり実施しよう

では自分でブレーキパッドの残量を確認する方法もいくつかありますので、合わせてを紹介しておきます。

  1. パッド自体を目視チェックする
  2. 走行距離から判断する
  3. メンテナンスインジゲータで教えてくれる

ブレーキパッド自体を目視チェックする

1番確実なのはブレーキパッド自体を目視チェックすることです。

車両(ホイール)の種類によってはホイールを外さずに残量を確認出来ますが、基本的には車両をジャッキアップしてホイールを外し目視チェックしましょう。

ブレーキパッドも片減りなどする可能生もあるので、できればキャリパーからパッドを外してチェックするのが更に確実です。

走行距離から判断する

次は走行距離から判断する方法。

ユーザーの乗り方や、使用条件にもよるのですが、一般的な街乗りであればブレーキパッドの交換時期は4〜5万キロ程度になります。

あくまで目安なので最終的には目視チェックが必要ですが、過去の記録簿などをみながら交換時期を判断できます。

例えば記録簿に3.5万キロで交換していれば、次回交換は7万キロの時点で交換時期と判断できますよね。

メンテナンスインジゲータで教えてくれる

車両によってはセンサーなどが備わっており、メンテナンスインジゲータで知らせてくれる場合もあります。

まとめ

今回はブレーキパッドの交換費用や交換時期に関する情報をまとめてみました。

ブレーキ系は車を走行するにあたって重要な部分になりますので、しっかりメンテナンスをしておきましょう。

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