エクストレイルの車検整備で、ファンベルトとオートテンショナーを交換しましたのでレポートします。
- 日産 エクストレイル
- h23年式 16万キロ
- DBA-NT31
部品交換
7年16万キロ無交換のファンベルトはひび割れがすごく劣化しています。
年数や距離数を見て、オートテンショナーも交換することにしました。
オートテンショナーはボルト1本で取り付けられていますが、その1本外すのにスペースが確保できずちょっとめんどうな作業です。
横から見ても取付のボルトは見えません。
と言う事でエンジンマウントを取り外し、エンジンを少し傾けてます。
ようやくサービスホール的な穴からオートテンショナーのボルトが見えてきました。
でもすんなり工具が入らなったり・・・
整備性はイイとは言えません。
何とか取り外し新品に交換することが出来ました。
こちらが新品のオートテンショナーです。
交換時期は?
最近では10年10万キロ交換しなくても平気な車が多いですね。交換する機会も減りました。。。
しかし消耗品であることは間違い無いです。
では交換時期の目安はあるのでしょうか?
ファンベルトの交換時期は?
軽自動車の細いベルトでは5万キロ前後、普通車の太いベルトですと10万キロが交換目安と感じるのが現場の意見です。(メーカー推奨はもっと短いんだと思います)
しかし車種や走行状態よって交換時期は違ってきます。
結局は点検時に目視チェックとなりますので定期点検は実施してくださいね。
また、今回のようなベルトに亀裂が入っている状態では、いつベルトが切れてもおかしくありません。
ファンベルトが切れると、冷却装置の停止によるオーバーヒート、発電せずエンスト、パワステが効かない、エアコンが冷えないなどの症状が出ます。
重大な事故になる恐れもありますから点検、車検時に亀裂があったりした場合は交換しましょう。
オートテンショナーの交換時期は?
オートテンショナーは年数が経つにつれ、ベルトを押す力が弱まります。
10年10万キロを目安に交換するのが良いでしょう
オートテンショナーが劣化により張力が弱まると、ベルトがキュルキュルといった異音が出てきます。
俗にいう「ベルト鳴き」です。
交換費用は?
さて今回かかった費用を見てみましょう。
ファンベルト:¥4345
オートテンショナー:¥5357
部品代 | 工賃 | 合計 |
¥9702 | ¥4675 | ¥14377 |
※レバーレートは¥9350、車検時の工数で計算です。
※消費税込の計算
比較的オートテンショナーが安かった印象ですね。
まとめ
今回はファンベルトとオートテンショナーの交換を紹介しました。ベルト切れによるトラブルや異音の原因もなりますので、定期的な点検と適切なタイミングで部品交換したいですね。
その他こんなトラブルもありました。