加速不良で入庫したBMWミニ
症状を確認します。
- アイドリングは正常
- チェックランプ点灯なし
- 走行チェックで60km/hの一低速でブルっと断続的に息つき
上記のような症状でした。
この症状であれば点火系(コイルもしくはプラグ)が怪しいですね。
車両情報
- 車種:BMWミニ(R56)
- 型式:ABA-ME14
- 年式:H22年
- 走行距離:6万キロ
故障診断
ダイアグチェック
まずダイアグが残っていないかをチェックします。
チェックして出てきたコードは2つ
- シリンダー1番ミスファイヤー
- シリンダー3番ミスファイヤー
イグニッションコイル2つも悪いかな?って疑問がわきます。
点火系が濃厚ですがイグニッションコイルが悪いのか判断するためにコイルの入れ替えをします。
- 1番のコイルを2番へ
- 3番のコイルを4番へ
そして試運転後のダイアグチェックは
- シリンダー1番ミスファイヤー
- シリンダー4番ミスファイヤー
4番へ入れ替えたコイルはNG判定の場所が入れ替わりましたのでコイル不良は間違いないかと。しかしなぜ1番は変わらないのでしょうか。。。
プラグチェック
点検の順番が違いますがここで基本点検のプラグチェックをします。
電極が摩耗しているのが良くわかりますね。プラグの摩耗による失火が起きていたのかもしれません。
付いていたプラグはBERU製の「12ZR-6SP2」のプラチナタイプのものなのですが、どうやら長寿命と思っていたんですがそうじゃないらしい。。。勉強不足でした。
画像引用:http://www.bond-mini.jp/diary2/2017/11/07/
「エンジンオイル2回目にプラグも交換してね」って事らしいです。ちなみにオイル交換は2万キロ推奨なので4万キロでプラグ交換という解釈でいいかと。
部品交換
と言う事で、イグニッションコイルとプラグ交換をしました。プラグはBOSH製で10万キロ交換の長寿命タイプです。
部品交換後に試乗しましたがスムーズな加速となり完治しました。
修理費用
今回かかった修理費用です。
スパークプラグ |
¥7600 |
イグニッションコイル | ¥26000 |
診断料(交換工賃含む) | ¥5100 |
合計 | ¥38700 |
イグニッションコイルはネットで社外品を仕入れました。これでも修理費用は抑えれいるのですが4万円くらいはかかりましたね。
まとめ
今回は「走行中に息つきをする」といった症状でしたが、プラグやコイル不良ではチェックランプ点灯してアイドリング不良になったりすることがあります。
プラグ・コイルは消耗品ととらえ定期交換するのがイイでしょう。
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