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車のリースってホントに安いの?デメリットを調査

カーリース会社カルモ

新車購入か最近流行りのリースか迷われている方も多いかと思います。車をリースする人が増えてきましたからね。

でも車のリースってどうなの?安いの?気になるのはやはり金額だろう。と言う事で今回は「車のリースは安いの?」って言うテーマで記事を書いてみます。

次回の車はリースにしようかと迷われている方には参考になるかもしれません。

目次

カーリースは安いのか?

車屋の私が結論を先に言いますと

カーリースって高いです。金額だけで見るとローンを組んで新車購入した方が断然お得です。

新聞の広告とか見ると「月々¥20000~で新車に乗れますよ!しかも車検時の税金、諸費用も自動車税も含まれているので要らないです!」って言ううたい文句ですよね?

まぁ、あれは最低のグレードのクルマですから、本当に乗りたい車を選ぶとそこそこの金額になっちゃいます。せっかくなのでどのくらいの金額になるか試算してみましょうか?

今回は「カルモ」っていうカーリースのHPを見て試算してみます。このカルモのHPはとてもみやすく料金もわかりやすいです。

おトクにマイカー定額カルモ君

仮にホンダN-BOXをリースする場合はいくらになるか見てみます。

N-BOXリース料金

N-BOX画像引用:HONDA

グレード:2WD 5ドア G・L Honda SENSING 4人 660cc ガソリン DCVT
賃貸年数:5年(60ヶ月)
オプション:ナビ、ETC、バックカメラ、フロアマット

グレードは売れ筋で最新のホンダセンシング(安全運転支援システム)が付いていて、ナビやその他のオプションも付けてみました。

上記の内容で月々のリース料はいくらになるのかと言うと

月のリース料(5年契約) 30348円

 

月々の支払額は30348円(税込)でした。

N-BOXのリース料金

月々の支払、約3万円の内訳を見てみよう。

料金/月
賃貸料(5年)※  27540円
カーナビ 1512円
ETC 324円
バックカメラ 432円
フロアマット 540円
仲介手数料 1512円
サポート料 216円
合計 30348円

※自動車取得税、新車登録時手数料、自動車税(期間分)、重量税(期間分)、自賠責保険料(期間分)含む

オプション装備も細かく金額乗せられている感じですね。

5年契約で月々3万円は安い?

では月々約3万円は安いのか高いのかを検証しましょう。

まずこの車を「新車購入する場合」と、「リースする場合」ではどちらがお得なのかを調べます。

新車購入して、5年ローンで支払うとした場合の試算をしてみます。簡単ではあるがメーカーHPのセルフ見積りを同じグレードでしてみました。

N-BOX新車見積り

総支払額は約180万円ですね。

ではこの180万円のN-BOXを新車購入するとして「頭金0円の5年(60ヶ月)フルローン」にすると、どんな支払いになるでしょうか?三菱USJ銀行のローンシュミレーションで計算しました。

借入 返済期間 金利 毎月の返済額
180万円 5年 2.975% 32323円

ボーナスなしの60回払いで約3万2千円。カーリースとさほど変わらない結果になりました。

ではカーリースの場合と新車購入の場合を比較してみよう。

カーリース(5年契約) 新車購入(5年ローン)
月の支払い 30348円 32323円
5年後は? 車両の返却 5年落ちのN-BOX所有

カーリースは車検時の費用(自賠責、重量税など)を含むメンテナンス代や各種税金の支払いが必要ないというメリット(※)がありますが、その差額を差し引いても5年後に残る5年落ちのN-BOXを「所有している」か、「所有していないか」でどちらがお得か説明するまでもないですよね?

※リース会社の契約内容により異なります

やっぱり説明します。

毎月同じほぼほぼ同じ金額を払っているのに5年後に車を「所有できるか」「所有できないか」の違いなので実質のその差額は70万前後あると思われ、新車を購入した方が断然お得です。

しかしこれは契約期間を「5年」と言う事で比較をしているのですが、3年だったらどうなるんでしょう?

3年契約はいくら?

先ほどと全く同じ条件でやってみよう。まず新車購入で3年ローンの場合です。

借入 返済期間 金利 毎月の返済額
180万円 3年 2.975% 52326円

 

そしてリースの場合は?

月のリース料(3年契約) 39528円

 

比較するとこんな感じです。

カーリース(3年契約) 新車購入(3年ローン)
月の支払い 39528円 52326円
3年後は? 車両の返却 3年落ちのN-BOX所有

 

これを見るとリースの方がお得かな!?って思っちゃいそうですが、最終的に車が自分のものになると言う事を考えるとやはりリースより新車購入の方が金銭的にはお得となるわけだ。

車をリースするデメリット

金額的な面ではデメリットがありましたが、カーリースの場合、他にもデメリットがありますので挙げてみますね。リースを考えている人はこのデメリットを承知したうえでリースにするかを決めてくださいね。

カーリースのデメリット

  • 自分の好みの車種が選べない可能性がある
  • 途中解約できない
  • 走行距離を気にしなければならない
  • 車が全損の場合は残金の支払いをしなければならない

自分の好みの車種が選べない可能性がある

リース会社によっては取扱いが無い車種も存在します。どうしてもこの車がいい!という方はリースではなく車を購入するほかない。またオプションなどもすべてが希望通りといかない場合がある。

途中解約できない

リースは年数で契約しますが基本的には途中解約ができません解約する場合は多額の違約金を支払わなければなりませんので、契約は良く考えてしましょう。

しかし事故等で車が全損した場合は契約は途中解約を余儀なくされ、残り契約期間の支払いをまとめてしなければならない。リース車はあくまで借りているものであるので全損した場合はユーザーが保証することとなっている。車が全損の場合は残金の支払いをしなければならない。

※多額の現金が必要になりますので任意保険は車両保険に入ることを強くお勧めします。

走行距離を気にしなければならない

契約によっては月の走行距離を制限されている場合があります。その距離数を超えると「車の価値が下がった」とみなされ価値が下がった分を請求されますので、常に走行距離を気にしなくてはなりません。

ここまで来るとカーリースってなんのメリットもないじゃん!ってなりますからここからはカーリースのメリットも書いてみますね。

車をリースするメリットとオススメな人は?

新車購入ではなくリースを選択するメリットってなんでしょう?金額的には長い目でみたら安くはなかったですからね。と言う事でいくつかメリットを挙げてみます。

  1. 短いスパンで新車に乗れる
  2. 車にかかる費用がわかりやすい
  3. 短期間乗りたい人
  4. 税金対策にリースを使いたい

短いスパンで新車に乗れる

カーリースのメリットはやっぱりコレだろう。

契約期間を3年に設定しておけば、3年ごとに新車が乗れると言う事になります。車のシステムや安全装備は日進月歩ですからすぐに新しいものが出てきますよね。そんな新しい車に気軽に乗ることが出来るのはカーリースのメリットじゃないかな。

月々に支払うリース代は生活に必要な車代と割り切れる人にはリースはオススメだ。常に最新の装備が付いた新車に乗れるなんて気分いいですよね。

車にかかる費用がわかりやすい

リース会社によっては車検の整備代も部品代も全くかからない契約もあります。その場合自分で考えていればいいのは月々のリース代だけだ。面倒な税金などの支払いも一切ないから車の維持費にかかる金額が明確化で来ます。

経済的なプランが立てやすいっていう事ですね。

また「車のメンテナンスとか全く分からないから全てお任せしたい」なんて人もいいですよね。

短期間乗りたい人

例えば高齢者の方で予期せぬ故障で車を廃車することになってしまったが「あと1年だけ車に乗りたい。その後は免許返納予定。」こんな人はわざわざ車を買うのはもったいない。

税金対策

個人事業主のかたで税金対策にリースをと言う方も多いだろう。高級車を購入するのはチョット・・・。って方は短期でリース契約っていうのもありですよね。

まとめ

カーリースって契約する人が増えているらしいんだけど、金銭的だけ考えるとちょっと割高ですよね。10年長く車を大切に乗りたいっていう人にはリースはオススメできませんが、多少高くても新車の最新装備の車に乗りたい!とかいつもきれいな車に乗っていたいなんて人にはいいかもしれません。最近ではカーシェアリングなども流行っていますし車を購入する時代は古いのかもしれませんね。

それぞれのライフスタイルのあったカーライフを送りたいものです。

カーリース気になっている人は見てみてください。


格安マイカーリース「おトクにマイカー定額カルモ君」

ちなみにこの「カルモ」と言うカーリースの特徴は

  • 新車は全てのメーカー・グレードの取り扱い可能
  • 契約単位が1~9年と多彩
  • 店舗へ出向かなくてもオンラインで契約できる
  • 乗っている車の売却。自動車保険の代理店も紹介してもらえる
  • 中古車のリースも可能

このように想像していたものとちょっと違うところってないですか?

車と言う価値が落ちていく資産を持つよりも手軽にリースって方が増えているのかもしれません。

カーリースについてはこちらのサイトが詳しく書かれていますのでご覧ください。

個人向けカーリースを利用するメリット・デメリットをプロが徹底解説

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