症状
車種情報
- ボルボ:V50
- 型式:CBA-MB4204S
- 距離:6万キロ
- 年式:H24年
段差でカチャカチャと異音がするとのことで入庫。
入庫時に症状を確認しましたが、すぐに症状が出ました。
後ろの方の足回りあたりから聞こえます。音ははっきりとしていて何かボルトが緩んで金属同士の干渉による音っぽいです。いわゆるヤバい感じの音です。
原因
リフトアップし下廻りを点検しましたが、これって言って悪そうなところはありません。リヤのスタビラザーブッシュがへたってくると異音がするといった情報がありましたが、現車はそこが原因ではありませんでした。
外で実際に音を聞くとどうやらブレーキ付近で音が出ています。キャリパーを揺らすてみると金属音が!
音の原因はブレーキパリパーで間違いないようです。
国産でもスズキの軽だったりダイハツの軽でこの手の異音は経験がありました。
ブレーキキャリパーのスライドピンのグリス不足でキャリパーが動いて異音がすると言った症状ですね。それと同じかと。
修理
ただグリスアップで再発するのが嫌だったので、スライドピンのブッシュも同時に交換する事に。
ちなみにリヤのキャリパー左右分で約¥4000です。
念のためブレーキパッドに音止めのグリスを塗布します。
中にはシリコングリスをたっぷりと挿入します。
たったこれだけで異音修理は終了です。
修理金額
かかった修理の費用は次の通り
部品代 | ¥3920 |
工賃 | ¥8500 |
合計 | ¥12420 |
部品代は想像通り高かったです。国産の倍くらいの感じでしょうか?
外車の場合は部品はこのように大したものでも無くても驚くほど高いことがありますので覚悟が必要ですね。
まとめ
ここまでサラッと記事にしていますが、実際はこの異音を特定するのに結構苦労しました。
リヤスタビを外して試乗したり、フロントのスタビリンクロッドを外したり、何度も試乗しました。
原因がわかってしまえば修理は早いのですが、異音修理はこのように整備士泣かせの故障ですね。
このように目には見えない時間がこの修理にかかっていますので実際にはもう少し工賃をいただきたいところですが、お客様とのおつきあいなどを考えるとこの辺で落ち着いた次第です。
ボルボV50のその他の故障をまとめた記事はこちら
最後にPR
今、外車にお乗りの方で、売却予定の方必見です。
当サイトでは、「車の売却はオークションサイトでの売却が高く売れる」と一貫して行ってきましたが、外車の場合は外車専門の買取店に出す方が高く売れる可能性があります。
外車買取専門店→外車マスター
外車マスターの特徴
- 1社のみの査定
- 自宅まで査定に来てくれる
- 査定後の減額はない
- 直販なので高価買取
買取額も満足いくものになりそうなので、車の買い替えを検討している方は一度査定してみてください。
\ 無料査定の簡単登録 /