どーも510です
お客様から、
「ドアロックが勝手にかかっちゃうんだけどなんで?」
ってお問い合わせをいただきました。
そんなことあるわけねーじゃん!なんてお客様を突っぱねてはいけませんよ。親身になって状況を聞いてあげます。
その前に車両の情報です
- ホンダ:バモスホビオ
- 型式:ABA-HM3
- 年式:H21年
- 走行距離:9万キロ
ドアロックが勝手にかかる状況は?
どの故障診断でもそうですが、1番重要なのはお客様からの聞き取りです。色々問診した結果下記のことを聞き出しました。
↓
このことからバックドアの開閉を車両側が認識していないのでは?
って推測しました。
通常キーレスでのドアロック解除後はドアの開閉を一定時間しなかった場合、再ロックするようになっています
これはユーザーの意図ではないキーレスの誤操作によってドアロックが解除するのを防ぐ機能です。ポケットに入れていたキーレスのスイッチが何らかの理由で押しちゃって、それに気づいていないとかね。
ということで調べるのはバックドアのスイッチ周辺ですね。
診断
テールゲート(バックドア)を開けてもルームランプが点きません。勝手にロックする原因はこの辺で間違いなさそうですね。
テールゲート(バックドア)の開閉の認識はドアラッチにスイッチが付いていますのでチェックします。
ドアラッチに入っているハーネスを引き抜き、直接アースしてみるとルームランプは点灯しました。
ドアラッチを取り外してさらにチェック!
導通はあるけど抵抗大きくないかい?
ドアラッチをパーツクリーナーで洗浄してみたら
抵抗値下がりましたが、仮組してチェックしてもルームランプは点きませんでした。ドアラッチNGと判断して新品部品に交換します。
ちなみに新品部品は
こんな感じの抵抗値です。
修理費用
と言う事で新品のテールゲートのドララッチを交換して終了です。
部品代 | 4660円 |
工賃 | 4250円 |
合計 | 8910円 |
※レバーレートは¥8500で計算
まとめ
今回は単純な故障診断と修理でしたね。お疲れ様でした。
このほもにもバモスの故障をまとめた記事がありますので、チェックしてみてください。