車種情報
DBA-RK5
ホンダ ステップワゴン
H26年式 3万キロ
パワーウインドウ不良とのことで入庫です。
詳しい症状はマスタースイッチでリヤガラスを上げ下げする時にスムーズに動かない。たとえばガラスを上に上げたいときにスイッチをONで保持した時ガラスは上がりますが途中でいったん止まってしまうという症状です。上下ともそしてリヤ側の左右でその症状が見受けられます。
年式的にメーカーの一般保証が残っていますのでディーラーさんへ修理をお願いしたそうですが「症状が出ないので正常です。いったん車をお返しします」との対応だったらしいです。まーよくあることですが。
弊社に入庫時は頻繁に症状が出ていましたので別店舗のディーラーさんへ相談し不良であるパワーウインドウのマスタースイッチを保証にて交換してもらいました。ディーラーにて交換したので不良だったスイッチをばらせないので最終的な原因はつかめないのが残念です。
最近のパワーウインドウのマスタースイッチはコントロールユニットが一体式のものが多く単体での検査ができませんので故障診断は消去法でやっていくほかないのが現状です。
パワーウインドウモーターや各ドアのスイッチをチェック、マスタースイッチの入力点検のみをしてマスタースイッチしかないだろうという結論でマスタースイッチ不良と決めています。整備士の故障診断としては交換してみないとわからないという整備は結構心臓に悪いです。
と言いますのも今回の修理はメーカー保証でしたが、保証が切れている車の場合実費で修理となるわけです。
パワーウインドウのマスタースイッチの値段は15,000円前後すると思われます。そこに取り付け工賃3000円、となると2万円弱の請求となるわけです。
整備士の誤診なんてことにならないように注意が必要ですね。笑
