走行距離は2万キロ!年数は3年!3年間これまで1度もタイヤの空気を入れたことはなし!その結果が以下の写真になります。

本日入庫の初回車検(新車から3年)の車のタイヤを見て愕然とした!
ご覧のようにタイヤのサイドは編摩耗しスリップサインが出る寸前です。まだ3年しか経っていない、走行距離は2万キロだ。通常であればまだタイヤ交換時期ではないはずだが空気圧のチェックを今まで1度も行ったことが無いらしくこのような状態で車検を迎えることとなった。おそらく車検というものが無ければこのままタイヤのトラブルになるまで乗り続けていたであろう事例です。
車種情報
DAA-GP5
ホンダ フィットハイブリッド
H26年式 2万キロ
タイヤの空気圧を測定
タイヤは新品に交換するとしてとりあえず空気圧を測定してみる!
この車両のタイヤの空気圧の基準値は以下の通り
フロントタイヤが220KPa
リヤタイヤが210KPa
となっています。
車のタイヤの空気圧の基準値はドライバー側のドアを開けたところのボディ側にラベルが貼ってありそこに記載がされていると思います。

測定結果!

4本のうち3本が110KPaでした。これは少なすぎだ!
約基準値の半分でした!
さらに4本のうち1本は空気圧が10KPaほどでパンク状態でした。

エアーが無い状態で走行を繰り返していたのでタイヤのサイドは変形しています。かなり危険な状態。
フィットのタイヤ交換費用【185/55R16】
今回は無条件でタイヤ交換でしたが費用を見てみよう。
タイヤ185/55R16 ブリジストン「ネクストリー」:4×¥15000
タイヤ処分料やその他工賃等:¥3400
タイヤ | 工賃 | 合計 |
¥60000 | ¥3400 | ¥63400 |
ブリジストンのネクストリーというオーソドックスなタイヤですが結構な金額がしますね。
タイヤの寿命が縮まったのは
3年間空気圧ノーチェックには正直驚きました。10年以上前に「3年間オイル交換をしていない」お客さんがいて初回車検入庫時にタービンが焼き付いていたなんてことがありましたがそれを思い出しました。
やはり定期的な空気圧のチェックや12ヶ月点検の実施は重要ですね。今回のお客様は2回の12ヶ月点検をしていなかったので十分説明をし次回は12ヶ月点検を実施するようにお願いをしました。空気圧の定期的なチェックは3~4ヶ月ごとにはしたいところですね。
今回のケースのように空気圧のチェックをさぼるとタイヤの寿命は大幅に下がり交換時期が本来より早く来ると言う事が立証されました。これはお互いイイ勉強になたの出はないでしょうか。
車のタイヤを安く買いたい場合は
しかし初回車検で余分な出費でしたね。
タイヤを安く購入したい!と思うならネットでタイヤを購入すると安くなりまよ。取り付けまでサポートしてくれます。
ちなみAUTOWAYというタイヤのネット通販では今回のブリジストンのネクストリーは¥11000/本を切ってました。激安輸入タイヤは¥3500/本くらいからあります。どんだけ安のか…(H29.4現在)
タイヤの通販の記事は詳しくこちらで書いています。
