スズキ株式会社から発表されているリコール作業をしましたので、簡単にレポートします。
リコールの内容
リコールの内容と車種は以下の通り
燃料タンクにおいて、樹脂成形時の冷却が不十分であったため、燃料ポンプ取り付けねじ部に成形不良が生じ、燃料ポンプを取り付けた状態でのシール性能が低下するものがあります。そのため、満タン時に当該部から燃料が漏れるおそれがあります。
対策としてはガソリンタンクを対策済みの良品と交換することです。

対象のガソリンタンクや取り付けのネジ部品も樹脂製なのですが、その形が不良品で燃料が漏れ出すということです。
「ガソリン満タン時に漏れ出す」とのことなので、ダダ漏れというよりはにじみ出る感じなのでしょうが、いずれにしても危険なので早急にリコール対策をしてくださいね。
対象車種はアルトとアルトラパンで約1万7千台なので詳細はスズキのHPで確認してください。
引用と画像転載元は下記スズキリコールHPより
交換作業
リコール作業の手順としましては
- 燃圧の除去(ポンプ停止してアイドリング)
- ガソリンタンクを下す
- 対策済み部品(タンクとキャップ)に交換
このような形となります。

フューエルポンプは再利用します。
黒い部分がフロートになっており、高さの変化によってフューエルインジゲータを表示させます。
白い部分はフューエルフィルターです。タンク内のごみなどをエンジン内部に入れないようにするためですね。

肝心の対策されているフューエルポンプのキャップですが、目視では何が違うのかわかりませんでした。

まとめ
交換作業は2時間程度で終わりますが、作業には部品の手配や日程調整などもありますので飛び込みで出来る作業ではありません。
リコールの通知が届きましたら、お近くのスズキディーラーなどにお問い合わせをし作業の予約をしてくださいね。
あるとではこの他ワイパーのリコールも出ていますのでチェックしてみてください。

リコールの対象車両かどうかはメーカーHPにてフレームナンバーを入力すれば確認できますよ。