N-BOXのアイドリングストップがしない!対処方法

車両情報

DBA-JF1

ホンダ N-BOX

H24年式 6万キロ

症状はアイドリングストップが最近しなくなったという事です。アイドリングストップ警告灯などは点灯していません。バッテリーは新車からのが付いているので5年経過しています。おそらくバッテリーの劣化によりアイドリングストップがしないのだろうと予測で車を見ていきます。

ここではアイドリングストップに関する解説とアイドリングストップがしなくなった時の修理の様子を書いています。

すでにアイドリングストップ警告灯が点灯している場合はこちらの記事に対処方法を書いていますのでご覧ください。

この記事ではN-BOXのアイドリングストップシステムの警告灯の消し方、バッテリー交換後の初期化手順を書いています。 アイドリン...

アイドリングストップしない条件

まずアイドリングストップをしない条件をみてみる。

これは取扱説明書に記載されているものを簡潔にまとめたものです。

  • 冷却水の水温が低い、高い時
  • ミッションオイルの油温が低い、高い時
  • エンジン始動後、5km/hに達しないまま停止した場合
  • 急な坂道での停車
  • セレクトレバーがD以外の時
  • ボンネットが開いているとき
  • ECONモードがOFFの時
  • バッテリー状態が(充電・温度)が良好でない時

以上となりますが、ここでの要点はバッテリーが弱いと(充電不足だと)アイドリングストップしないと言う事です。アイドリングストップしなくなったという車両はバッテリーに問題がある場合が圧倒的に多いです。

バッテリーを診断する

バッテリーをCCAテスターにて診断をしてみます。。CCAとは「コルールド・クランキング・アンペア」のことです。CCAテスターでは高精度なバッテリー診断ができます。

診断結果です。

「バッテリーは良好だけど充電が足りない」と出ます。

新車から装着の5年使用のバッテリーです。年数から見ると交換してもいい感じはしますがまだ充電すれば使えそうなのと安く修理したいとのユーザーさんの希望で充電で様子を見ることとしました。

充電をしてみましょう。

赤いのはバックアップのための電源です。

約3時間くらい充電した結果です。充電後の測定は翌日の朝に測定しています。充電直後は電圧等が上がっていて落ち着くまでは正確なのバッテリー測定が出来ないためです。

CCAの測定値やその他の項目を見てもバッテリーはよさそうですね。

この後試乗してアイドリングストップすることを確認して作業は完了です。

という予定でしたが試乗してもアイドリングストップしません。どうやら車両側のコンピュータで放電電流積算値が規定値を超えて「バッテリーが劣化している」と判断してアイドリングストップを禁止しているようです。充電でバッテリーの数値はある程度まで復活はしましたがN-BOX的にはバッテリーNGと判断しているみたいなのでアイドリングストップを復活させるにはバッテリー交換しかないようです。

放電電流積算値が規定値を超えているかなどは専用のテスターが必要です。

やむなくバッテリーを交換します。

バッテリー交換時の注意事項

新品バッテリーに交換する場合は放電電流積算値リセットをしなければアイドリングストップは正常に機能しません。車両側はバッテリーの放電電流積算値を記録しており、その数値が上限に達するとアイドリングストップを禁止するシステムになっています。

(ちなみにバッテリーを充電後に放電電流積算値リセットをしてみましたがダメでした。)

放電電流積算値のリセット手順は以下です。

バッテリー交換後の初期化作業手順

① エンジンスイッチ「OFF」⇒「ACC」⇒「ON」⇒エンジン始動

② アイドリングで1分程度放置後、「OFF」にする。

アイドリングストップシステム警告灯(オレンジ)が消灯するまで①~②を4回繰り返す。

まとめ

CCAテスターにて「良好」が出ていた車両でもアイドリングストップはしないという今回の事例。車両側の基準値が厳しいのかもしれませんが頻繁にセルモータを回すアイドリングストップの機能では仕方のないことなのでしょう。

通常バッテリーの交換時期の見極めは年数が一つの目安にはなりますが、車の乗り方や走行距離数なども複雑にかかわってきます。しいて年数で言うとやはり5年前後が一つの目安にはなると思います。また今回のようにアイドリングストップ付の車では「アイドリングストップをするかしないか」というのもバッテリーの状態を表す目安と言っていいかもしれません。

やはりアイドリングストップがしなくなったらバッテリーを交換するのがよさそうですね。今回のN-BOXに付いているバッテリーはM42Rというアイドリングストップ専用のバッテリーとなっており多少金額が高めで弊社では工賃込で¥14000となっています。ご自分で交換できる方はネットで購入して先ほど書いたバッテリー交換後の初期化作業手順を実施すれば自分で交換出来るので安上がりです。

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